2026年9月29日、内国歳入庁(IRS)によって、新しい公式モバイルアプリ「IRS app」の案内がありました。(Tax Tip 2026-71|IR-2026-114)
- IRSは、従来の「IRS2Go」に代わる公式モバイルアプリ「IRS app」の提供開始を案内した。
- 還付状況や残高、支払い、通知書、IP PINなどを、サインインしてスマートフォンから確認できる。
- IRS.govやオンラインアカウントの代替ではなく、偽アプリや不審なリンクへの注意も呼びかけている。
内国歳入庁(IRS)は2026年9月29日、納税者向けの情報(Tax Tip 2026-71)で、新しい公式モバイルアプリ「IRS app」を案内した。アプリは9月25日に公開され(IR-2026-114)、従来の「IRS2Go」に代わる。無料で、Apple App StoreとGoogle Playから入手できる。IRS2Goの利用者は別のアプリをダウンロードする必要はなく、自動更新を有効にしていれば、通常のアップデートで切り替わるという。
サインインすると、還付や修正申告の状況、利用可能な残高情報、支払いと支払い履歴、一部の通知書や書簡、納税記録と税務記録の写し(トランスクリプト)、プロフィールや連絡設定、IP PIN(本人確認用PIN)を確認できる。IRSのFAQによると、サインインなしでも、還付状況の確認、一部の支払い、無料の申告支援の検索が可能で、サインインは個人オンラインアカウントと同じ仕組みを、アプリ外の安全なブラウザー画面で行い、セッションは最大60分である。言語は英語とスペイン語で、iOS/iPadOS 15.1以降、Android 7.0以降が必要となる。IRSのフランク・ビシニャーノCEOは、「新しいIRSのアプリは、より多くのサービスを納税者の手元に届ける」と述べている。
IRSは、このアプリはIRS.govや、IRSのオンラインアカウントに取って代わるものではなく、個人向けオンラインアカウントの一部のサービスを、モバイルで使えるようにするものだと説明している。事業者向けの「Business Tax Account」と税理士向けの「Tax Pro Account」は、当面はIRS.govでの利用となり、今後、機能が追加されていくという。FAQには、納税者番号にITIN(個人納税者番号)を使う人が利用できるかどうかの記載は見当たらなかった。
あわせて、IRSは偽アプリへの注意を呼びかけている。納税者は、IRSの公式リンクか、アプリストアの公式の掲載ページを使い、そっくりなアプリや広告、届いた覚えのないメッセージに注意するよう求めている。IRSは、求めていないテキストメッセージやメール、ポップアップで、機密性の高い個人情報や金融情報を求めることはないとしている。詐欺や税務に関する不正が疑われる場合は、IRS.gov/submitatipの不正通報ツールから、機密扱いの情報提供ができる。













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