2026年3月10日、ホワイトハウスによって、アメリカの自由の象徴として知られるハリエット・タブマンの生涯と功績を称える大統領メッセージが発表されました。
アメリカ建国250周年(America 250)に向け、自由と勇気の精神を改めて称える内容となっているようです。
- ホワイトハウスが2026年3月10日にハリエット・タブマンの功績を称える大統領メッセージを発表。
- 奴隷制度から逃れた後、地下鉄道(Underground Railroad)の指導者として多くの人々を自由へ導いた功績が紹介された。
- 南北戦争では看護師やスパイとして北軍を支援した歴史的役割にも言及された。
ハリエット・タブマンは1822年、メリーランド州で奴隷として生まれた人物で、幼少期から過酷な扱いを受けながらも、約27歳の頃にペンシルベニア州へ逃れて自由を得た。
しかし彼女は自分だけの自由に満足することなく、地下鉄道の「コンダクター」として南部へ何度も戻り、奴隷として拘束されていた人々の脱出を助けた人物である。夜間の移動や北極星を頼りにした航路で危険な旅を続け、十数回の救出作戦で約70人を自由へ導いたとされる。家族もその中に含まれていた。
その勇敢さから彼女は「モーゼ(Moses)」という愛称で呼ばれた。後年、彼女は自身の活動について「一度も列車を脱線させたことはなく、乗客を一人も失わなかった」と語っている。
1861年に南北戦争が始まると、タブマンは再び自由のための戦いに参加した。北軍の看護師として負傷兵や避難民を支援し、さらに地理や秘密ルートの知識を生かして偵察活動にも携わったとされる。
彼女は1913年3月10日に亡くなったが、その生涯は「すべての人が神から与えられた尊厳と自由の権利を持つ」という信念に捧げられたものだった。今回のメッセージでは、アメリカが250年の歴史の中で築いてきた自由・正義・団結の価値を改めて強調する内容となっている。












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