2026年9月9日、ホワイトハウスによって、メラニア夫人がホワイトハウス歴史協会主催の「2026年大統領施設サミット(Presidential Sites Summit)」でスピーチを行い、ホワイトハウスの保存と卓越したデザインを通じて米国の歴史を後世に伝えるという自身の個人的なビジョンを語ったという発表がありました。(ホワイトハウス発表)
- ホワイトハウスを「米国の建築的自伝」と表現し設計・職人技・収蔵品で建国の価値観を体現するとした。
- テニスパビリオンの設計・建設やズーバー壁紙の修復など具体的な保存実績を紹介した。
- 全国から200人超の大統領施設関係者が参加するサミットがホワイトハウス・ローズガーデンで開催された。
メラニア夫人はスピーチの中で、ホワイトハウスは野望・民主主義・市民生活という永続する価値観を設計・職人技・収蔵品を通じて体現した、米国の「建築的自伝」だとしている。世代から世代へと、米国の理念と物語がホワイトハウスの構造そのものに織り込まれてきたとし、デザインとは精緻なプロセスであり、すべての線・質感・自然光の使い方が全体の語りに貢献するとしている。些細に見える細部が今後、人々が互いに繋がり歴史の中での自分の位置を理解する方法に影響を与えることがあると述べている。
保存への取り組みの具体例として、大統領ダイニングルームの壁面に隠されていたズーバー社製の「米国独立戦争」壁紙を発見・修復したエピソードを紹介したとしている。フランスの芸術家ジャン=ジュリアン・デルティルが設計しズーバー社が1852年に制作したこの壁紙は、アスター家が最初に購入したものの後に壁の下に隠されていたとし、この修復は単なる復元ではなく国の物語の未来への投資だったとの考えを示している。
テニスパビリオンについても言及し、ナショナル・モール信託財団・エグゼクティブレジデンス・国立公園局との共同でデザインし、委員会の承認を経て2018年に着工、2020年に完成したと紹介したとしている。ホワイトハウス本体とのデザイン的調和を図るため、ドーリア式柱・ファンライトウィンドウ・石灰岩外装・銅製屋根など細部まで検討したとし、2025年パラディオ賞とジョン・ラッセル・ポープ賞の2つの建築賞を受賞したとしている。
また、ホワイトハウス内外のさまざまな保存・修復プロジェクトにも触れ、イーストルームの床、ステート・エントランス・ホールの大理石床、大統領専用エレベーター、ボーリング場、チルドレンズ・ガーデン、そしてキャンプ・デービッドにまで及ぶ歴史的大統領施設の保存への関与を紹介したとしている。
重要なデザインは人々の協力を促し、尊厳を伝え、野望を鼓舞し、より大きなものへの帰属感を生み出すとしている。今回のサミットは建国250周年を振り返りつつ未来を展望する場で、全国から200人以上の大統領施設関係者が集まったとしている。














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