2025年12月、ソフトバンクグループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:孫 正義)は、米国のデジタルインフラ大手DigitalBridge Group, Inc.(本社:フロリダ州ボカラトン、NYSE: DBRG)を総額40億ドル(約5,600億円)で買収する正式契約を締結したと発表しました。
- ソフトバンクGが米デジタルインフラ資産運用大手DigitalBridgeを買収へ。
- 次世代AI(人工超知能=ASI)の実現に向け、データセンターや通信基盤の拡充を図る。
- DigitalBridgeは今後も独立運営を継続、現CEOのマーク・ガンジ氏が指揮を続ける。
今回の買収は、AIの発展に不可欠なインフラ基盤の拡大を目的としたもので、ソフトバンクが掲げる「ASI(Artificial Super Intelligence)」ビジョンの中核戦略となる。
DigitalBridgeは、データセンター、セルタワー(基地局)、光ファイバー、エッジインフラなど、世界各地のデジタルインフラに30年以上携わってきた実績を持つ企業。管理資産額は1,080億ドルを超え、グローバルに強い影響力を持つ存在。
ソフトバンクの孫正義氏は、「AIが産業を変革していく中で、今後は計算力、通信、電力、そしてスケーラブルなインフラがより重要になります。DigitalBridgeの買収は、次世代AIデータセンターの基盤強化と、ASIプラットフォーム構築に向けた大きな一歩です。」とコメントしている。
また、DigitalBridge CEOのマーク・ガンジ氏は、「ソフトバンクとは、長期的視点で変革を生むインフラを築くというDNAを共有しています」と述べ、今後も独立した運営体制のもと、両社が協力していく姿勢を明らかにした。
今回の契約において、ソフトバンクはDigitalBridgeの全発行済み普通株式を1株あたり16ドルの現金で取得。これは12月26日時点の株価に対して15%、過去52週の平均株価に対して50%のプレミアムとなる。
この取引は2026年後半に完了する見通しで、規制当局の承認などの条件を経て正式に完了します。買収後もDigitalBridgeはマーク・ガンジ氏のもとで独立したプラットフォームとして事業を継続する。
ソフトバンクGは2023年からAI・インフラ関連スタートアップへの出資を強化しており、今回のDigitalBridge買収はその集大成とも言える規模。自社のグローバルなAIエコシステム強化において、インフラ面での安定供給と拡張性の確保が狙いとされている。














Leave a Reply