2026年9月4日、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長COO:石井敬太氏)によって、米国子会社ITOCHU International, Inc.(ニューヨーク)を通じ、北米の中古モバイル端末流通会社We Sell Cellular LLC(WSC)の残余株式20.5%を追加取得し、100%完全子会社化が完了したという発表がありました。(プレスリリース)
- 2025年4月取得済みの79.5%と合わせ100%完全子会社化が完了。WSCは47カ国700社超の顧客網を持つ中古モバイル端末流通大手だ。
- 初期投資後、グループ海外ネットワーク活用・Belong Inc.との運営協力・管理職派遣により経営基盤の強化を着実に進めてきたとしている。
- WSCを北米事業の中核に位置づけ、隣接事業拡大と戦略的パートナーシップにより「グローバル・サーキュラー・テック・バリューチェーン」の拡充を目指すとしている。
WSCは2003年に設立された中古モバイル端末の流通会社で、世界最大の中古スマートフォン市場である米国に本社を置く。松本雄吾氏がCEOを務め、47カ国にまたがる700社超の顧客ネットワークを持つ。伊藤忠商事はITOCHU International, Inc.を通じて2025年4月に79.5%を取得して連結子会社化しており、今回の残余20.5%の追加取得で完全子会社化が完了した。
伊藤忠は初期投資後の約1年半でWSCの事業基盤の整備を着実に進めてきたとしている。具体的にはITOCHU Groupが持つ海外ネットワークとの連携による販売チャネルの拡大、リユースモバイル端末事業を展開するBelong Inc.との運営面での協力、さらに伊藤忠グループからの管理職派遣による経営体制の強化を実施したとしている。こうした取り組みの進展を踏まえ、成長をさらに加速させるために完全子会社化を決断したとしている。
伊藤忠は完全子会社化後、WSCを中核にした北米中古モバイル端末事業の拡大と、業界大手との戦略的パートナーシップ構築、隣接事業分野への展開を推進する方針だ。また同社が掲げる「グローバル・サーキュラー・テック・バリューチェーン」の拡充にWSCを位置づけており、中古端末の再流通を通じた資源循環型社会の実現と持続的な事業成長の両立を目指すとしている。
中古スマートフォン市場は世界的に拡大が続いており、同社はWSCの広大なグローバル顧客ネットワークを活用してシェア拡大を図るとしている。













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