2026年8月25日、NEC(日本電気株式会社)が出資するエコシステム型CVCファンド「NEC Orchestrating Future Fund(NOFF)」によって、AI制御のヒューマノイドロボット「VEGA」とフィジカルAI開発プラットフォームを提供する米国スタートアップDexmate, Inc.への出資を実施するという発表がありました。(公式リリース)
- Dexmateは2024年創業の米国スタートアップで、AIヒューマノイドロボット「VEGA」とフィジカルAI開発プラットフォームを一体で提供しているとしている。
- NECの先端AI技術とDexmateの技術を組み合わせ、製造・物流・サービスなど幅広い分野でのフィジカルAI社会実装に向けた協業可能性を検討するとしている。
- NOFFはNECが出資するエコシステム型CVCファンドで、スタートアップとのオープンイノベーション「NEC Open Innovation」を推進するとしている。
Dexmateは2024年にAIロボティクス領域の研究者によって創業された米国スタートアップで、同社が提供する「VEGA」はAI制御のヒューマノイドロボットで、センサー・制御・学習データ・シミュレーション・現場チューニングなど多岐にわたる要素を統合したフィジカルAI開発プラットフォームと一体で提供されている。これによりロボットの開発から現場導入までの工程を大幅に効率化し、従来は高かったAIロボット導入のハードルを下げることを目指しているとしている。
DexmateのCEOであるTao Chen氏は「NECとのパートナーシップを通じ、当社の技術をより大規模に展開し、あらゆる産業におけるフィジカルAIの社会実装を共に加速させていけることを嬉しく思う」との考えを示した。NECのコーポレートSVPである和田茂己氏は「フィジカルAI領域における新たな価値創出の可能性を探り、パートナーとともに社会の課題解決に貢献していく」との考えを示したとしている。
フィジカルAIはロボットやドローン・自動運転車など物理空間でAIが認識・判断・行動する技術の総称で、NVIDIAが「Physical AI」として提唱して以来、製造・物流・医療など幅広い産業での関心が高まっている。
NECは「仕掛けよう、未来。」をキーメッセージにスタートアップとの共創を推進しており、今回のDexmateへの出資はその一環だ。NOFFを通じた協業検討により、NECが国内外で展開する製造業・流通業・社会インフラなどの事業領域へのフィジカルAI導入加速が期待されているとしている。












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