2026年9月14日、株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:天川和彦氏)によって、愛知県の自動車部品メーカー・ミヤマ工業株式会社の米国法人CAPCO, LLC.との間でJBIC分44万ドルを限度とする貸付契約を締結するという発表がありました。(プレスリリース)
- JBICと百五銀行の協調融資で総額64万ドル(JBIC分44万ドル)。CAPCOがインディアナ州で実施する自動車部品の製造・販売事業に充てられるとしている。
- ミヤマ工業はシートベルト部品・エアバッグ部品・スイッチ・シート土台金具を製造する愛知県の中小企業で、1997年に米国法人CAPCOを設立したとしている。
- 百五銀行との連携による中小企業海外展開支援の一環で、日系自動車メーカーの米国サプライチェーン強靭化への貢献も目的としているとしている。
ミヤマ工業は愛知県に本社を置く中小企業で、代表取締役社長は山本顕氏。主力製品はシートベルトのバックル・引き締め装置(プリテンショナー)、エアバッグの火薬充填装置(インフレーター関連部品)、スイッチ部品、シートの土台金具(シートトラック等)で、自動車の安全部品を中心としたサプライヤーだ。1997年に米国現地法人CAPCO, LLC.を設立してインディアナ州に拠点を構え、主に現地の日系自動車部品メーカーに製品を供給してきたとのこと。
今回の融資はJBICが三重県の百五銀行と連携して実施する協調融資で、JBIC分44万ドル・百五銀行分20万ドルの合計64万ドルをCAPCOに供与する。資金はインディアナ州での自動車部品製造・販売事業の継続・拡大に充てられるとしている。なおJBICによる中小企業向け協調融資は地域金融機関の持つ顧客基盤・信用情報を活用しながら公的金融の機能を補完するものとして近年拡充されており、今回も百五銀行を通じた案件紹介・信用補完の仕組みを活用したとしている。
JBICは本融資を「ミヤマ工業の海外事業展開への支援を通じ、日本の産業の国際競争力の維持・向上と米国における日系自動車メーカーのサプライチェーン強靭化に資するもの」と位置づけているとしている。先の三五・Arvin Sango向け融資(4,000万ドル)と並び、関税・現地調達圧力が高まる中で日系自動車部品メーカーの米国現地生産体制を後押しする施策の一つとして位置づけられているとしている。













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