2026年8月12日、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領)によって、2026年8月を「全米薬物乱用一次予防月間(National Substance Use Primary Prevention Month)」とする大統領布告が発表されました。(大統領布告)
- ・依存症が始まる前に食い止める「一次予防」の重要性を訴える内容となっている。
- ・フェンタニル関連物質をスケジュールI薬物に恒久指定する法律の成立に触れている。
- ・2026年国家薬物統制戦略で予防を国家的対応の中心に据えたとしている。
布告は、薬物乱用が米国が直面する最も深刻な脅威の一つであり、地域社会を蝕み、家族を引き裂き、将来ある人生を破壊していると言及。とりわけ若年層は狙われやすく脆弱であり、多感な年齢期に依存の連鎖へ引き込まれる影響を受けやすいと指摘している。
政権のこれまでの対応として、フェンタニル関連物質を規制物質法上のスケジュールI薬物に恒久的に分類する「HALT Fentanyl Act」への署名や、10近いカルテルを外国テロ組織に指定したことを挙げている。また、南部国境の警備強化により、不法入国者や薬物、犯罪組織の流入を食い止めているとし、これらが薬物流入経路を断ち切る強力な安全装置になっているとしている。
布告は、薬物使用が始まる前に食い止めることが依存症から家族を守る最善の道だとし、2026年国家薬物統制戦略において、米国史上初めて、科学的根拠に基づく質の高い予防を国家的対応の中心に据える枠組みを構築したとしている。学校や地域社会、宗教施設を一つの使命のもとで結集させるものだという。あわせて、両親や教師、コーチ、牧師、隣人といった信頼される人々を通じた教育こそが薬物乱用に対する最も強い防御の一つであり、売人が近づくよりずっと早く若者の心に届くとしている。この取り組みのもと、学生の薬物不使用率は過去最高水準にまで上昇したとしている。
布告は、米国の若者が国の無限の可能性を体現する存在であり、信仰・家族・自由という不変の価値を受け継ぐ次世代であるとし、すべての家庭・学校・地域社会に対し、子どもたちの心身と精神を育むよう呼びかけている。そのうえでトランプ大統領は、憲法および法律により与えられた権限に基づき、2026年8月を全米薬物乱用一次予防月間として宣言し、薬物使用が始まる前に防ぐという使命のもとで結束するようすべての米国民に求めるとしている。






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