2026年6月26日、ユニオンテック株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大川祐介)によって、米ニューヨーク州ブルックリンにオフィスを開設したという発表がありました。アート事業、CGパース事業、空間デザイン事業の海外展開を強める狙いです。(プレスリリース)
- ユニオンテックがブルックリンに代表オフィスを開設した。
- アートの仕入れやCGパースなど4つの分野で米国展開を進める。
- 時差を生かし、依頼の翌朝にCGパースを納品する体制を敷く。
開設したのは代表オフィス(Representative Office)で、所在地は300 7th Street, 2nd Floor, Brooklyn, New York 11215。ブルックリンを選んだ理由として同社は、アーティストやデザイナー、スタートアップ、レストラン、ファッション関連の企業が集まる地域であることに加え、かつての工場や倉庫、工業用地がスタジオやオフィス、ギャラリー、イベントスペースへ転用されている点を挙げる。アートやデザイン、CGレンダリングを組み合わせる自社の取り組みと相性が良いと判断したという。
取り組みは4つの柱で構成される。1つ目は、ニューヨークのパートナーと組んでアート作品を仕入れ、日本や東南アジアのオフィス、商業空間、住宅、クリニック、ホスピタリティ空間へ届けること。2つ目は、CGパース制作サービス「PersGPT」の米国展開で、米国とアジアの時差を利用し、現地の設計者が就業時間内に依頼すれば翌朝には成果物を確認できる形を想定する。
3つ目は、日本人アーティストの海外展示・発信の支援である。ニューヨークやブルックリンでの展示に加え、作品の背景やコンセプトを現地で伝え、ギャラリーやキュレーター、企業、来場者とつながる機会をつくるとしている。4つ目は、現地パートナーとの設計施工アライアンスだ。海外案件の経験を持つデザイナーやプロジェクトマネージャーが在籍しており、飲食店やオフィス、店舗のほか、日本企業の米国進出に伴う案件にも混成チームで対応する。進出に伴う手続きの支援も、現地パートナーと連携して検討するという。
同社はCGパースサービスやデザイン関連の取り組みを通じて、およそ4000人のデザイナーとの関係を築いてきたとしている。大川代表は、アート事業をきっかけにニューヨークとの接点が生まれ、社内外から「海外で挑戦したい」「以前に海外案件に携わっていた」という声や、現地パートナーからの支援の申し出が寄せられたと説明。2016年に立ち上げたマッチング事業が当時は期待した成果につながらなかったとしたうえで、設計施工に加えPersGPTやアート事業などで一定の規模を築いた現在だからこそ、業界への貢献に改めて挑みたいと述べた。
ユニオンテックは2000年6月に内装仕上げ工事業として設立された。オフィスや商業空間を中心にブランディングから設計デザイン、施工までを手がけ、施工実績は1万件を超える。現在はワークスペースプロデュース、美容・医療クリニック、ラグジュアリーレジデンス、スペースコンストラクション、ビルバリューアップの各事業に加え、CGパースのPersGPTとアート事業を展開している。資本金は1億円で、ミッションに「Build a new standard.」を掲げる。













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