2026年7月28日、ホワイトハウス(トランプ大統領)によって、スタンリー・ロザー神父の殉教45周年に寄せる大統領メッセージが発表されました。(大統領メッセージ)
- オクラホマ出身のロザー神父は米国出身者として初めてカトリック教会から列福された。
- 1968年からグアテマラで13年間宣教活動を続け1981年7月28日未明に銃撃され殉教した。
- 2017年に列福されオクラホマシティの聖堂には多くの巡礼者が訪れているとされる。
メッセージによれば、1935年にオクラホマ州で生まれたロザー神父は28歳でカトリック司祭に叙階された。叙階にあたり、聖アウグスティヌスの言葉「私自身のためにはキリスト者であり、他者のためには司祭である」を信条に掲げ、その言葉を生涯にわたり実践し続けたという。
1968年、叙階から間もなく宣教への召命を受けたロザー神父は、当時内戦で荒廃していたグアテマラ高地へと渡った。グアテマラ内戦では多数のカトリック教徒が強制失踪や殺害の対象となったが、同神父はそれでも13年にわたり、貧困と暴力に苦しむ人々に福音を伝え続け、聖書の翻訳や、学校・病院、地域初のカトリックラジオ局の設立にも携わったとしている。
宣教・人道活動が権威主義的なグアテマラ政権にとって脅威とみなされるようになり、暗殺対象者リストに名前が挙がったことを受け、同神父は一時的に故郷オクラホマへ避難した。しかし危険が続く中でも数カ月後にはグアテマラへの帰還を選び、1980年の書簡には「羊飼いは危険の兆しがあったからといって逃げることはできない」とつづっていたという。
45年前の本日、1981年7月28日未明1時ごろ、覆面の男3人がロザー神父の司祭館に侵入し、頭部を2発撃たれ、46歳でその生涯を閉じた。2017年には米国出身者として初めてローマ・カトリック教会から列福され、オクラホマシティにある「福者スタンリー・ロザー聖堂」は数十万人が訪れる主要な巡礼地になっているという。
メッセージは、ロザー神父の生涯と殉教が米国の信教の自由という伝統の結実であるとし、その遺産に敬意を表しつつ、自由という国民の生得の権利をあらゆる試練の中で守り続けることを改めて誓うとしている。













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