2026年5月に、トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:佐藤 恒治)について、レクサスの次世代EVコンセプト「LF-ZC」の量産モデル開発を中止し、今後はSUVなどの開発に注力すると報じられました。
・レクサスのEVコンセプト「LF-ZC」の量産化計画が中止されたと報じられた。
・当初は2026年発売予定だったが、2027年に延期された後、量産化が見送られる可能性が示された。
・トヨタは今後、SUVや次世代EV技術、他のパワートレイン車への技術展開を進める方針とされた。
今回の報道によると、トヨタ自動車は、2023年のジャパンモビリティショーで発表したレクサスのEVコンセプト「LF-ZC」について、量産モデルの開発を終了したとされる。LF-ZCは、低い車高を持つ次世代ラグジュアリーEVセダンとして注目され、当初は2026年の発売が予定されていた。
このモデルには、車体をフロント、センター、リアの3つに分けて製造する「ギガキャスト」技術の活用が計画されていた。コスト削減や生産効率の向上を狙ったもので、次世代EVの重要な技術として位置づけられていた。
また、高性能な角形バッテリーを採用することで、従来のEVと比べて約2倍の航続距離や、より速い充電性能を目指す構想もあった。さらに、トヨタのソフトウェア基盤「Arene OS」を用いたデジタルコックピットにより、AIがドライバーの習慣に応じてルートや走行モードを提案するなど、個人に合わせた運転体験の提供も想定されていた。
しかし、報道では、トヨタがLF-ZCの量産化を取りやめ、今後はより大型のSUVやその他の車種に重点を移すとされている。LF-ZCは一時、2027年半ばへの延期が伝えられていたが、現時点では近い将来に生産される見通しは薄いとされる。
一方で、トヨタはギガキャストや全固体電池などの次世代技術の開発自体は継続する方針とされている。将来的には、改めて次世代EVへの導入を検討するほか、EV以外のパワートレイン車にも技術を展開する可能性があるとみられる。
トヨタは近年、改良型bZ4Xや中国市場向けの低価格EV「bZ3X」などを通じてEV販売を伸ばしているとされ、EV戦略そのものを完全に後退させるというよりは、市場環境や需要の大きい車種に合わせて優先順位を見直している動きと考えられる。












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