2026年1月、防衛用ドローンおよび先端技術を開発するAnduril Industries(本社:カリフォルニア州コスタメサ)によって、南カリフォルニアのロングビーチに新たな研究開発キャンパスを建設する計画が発表されました。完成は2027年半ばを予定しており、6棟から成るオフィス・産業施設に約5,500人の雇用が見込まれています。
- 総床面積100万平方フィート以上、雇用規模5,500人のR&Dキャンパスを新設。
- 総投資額は10億ドル超と報じられ、2027年中頃の完成を目指す。
- 本社・テスト拠点とのアクセス性を重視し、迅速な製品開発サイクルを実現。
Andurilの新キャンパスは、オフィススペース75万平方フィート、研究開発用の産業スペース43.5万平方フィートで構成され、南カリフォルニアの先進技術人材やサプライヤーとの近接性を活かした製品開発・試験体制を強化することが目的。
ロングビーチはかつて米海軍の造船所を有していた軍事拠点で、現在では宇宙・防衛系企業の集積地「Space Beach」として再注目されています。Andurilはこの地域の成長可能性を評価し、引き続き南カリフォルニアを拠点とする方針を示した。
新キャンパスは、本社のあるコスタメサから車で約30分、カピストラノの飛行テスト拠点からも90分圏内に位置し、設計・試験・製造を迅速に連携できる構造を採るとのこと。
今回の発表は、昨年1月に発表されたオハイオ州ピッカウェイ郡での製造施設(Arsenal-1)への約10億ドル投資に続く大規模プロジェクト。オハイオ施設では自律型兵器システムを製造予定で、2026年7月に生産開始を見込んでいる。
今月初めには、米海兵隊から600機以上のドローン供給契約(2,390万ドル)を獲得するなど、製品需要の拡大が進む中、産業キャパシティ強化の必要性が高まっていました。
現在Andurilは、ロードアイランド州、ジョージア州、ミシシッピ州に製造拠点を持ち、イギリス、オーストラリアに海外拠点を展開中。今後は日本や韓国への進出も計画している。
創業は2017年。創業者の1人、パーマー・ラッキー氏(Oculusの開発者としても有名)はじめ、同社はカリフォルニア州オレンジ郡の小さな倉庫からスタートし、現在は防衛技術スタートアップの象徴的存在として成長を続けている。













Leave a Reply