2026年10月30日、Bloombergによって、Appleの時価総額がNVIDIAを上回り、世界首位に返り咲いたことの報道がありました(両社自身の発表ではありません)。(Bloomberg|Business Standard(Bloomberg配信))
- Appleの時価総額が10月30日に5.03兆ドルとなり、4.93兆ドルのNVIDIAを抜いて世界首位に返り咲いた
- AIインフラの費用への懸念で株が売られ、NVIDIAは4.2%下落。Appleの下落は1.2%にとどまった
- 企業の公式発表はなく、Bloombergの報道に基づく。Appleは11月2日に9月期の決算を発表する予定
2026年10月30日(金)の米国株式市場で、Appleの時価総額が5兆300億ドルとなり、NVIDIAの4兆9,300億ドルを上回って、世界で最も価値の高い企業の座を取り戻した。
この日はAppleの株価が1.2%下がったが、NVIDIAは4.2%下がり、順位が入れ替わった。TUAWによると、終値はAppleが344.63ドル、NVIDIAが204.64ドルである。AppleがNVIDIAを上回るのは、7月下旬に一時的に首位に立って以来で、差は約1,000億ドル、約2%にとどまる(本稿の計算)。
Bloombergは、AIインフラの費用への懸念が強まるなか、投資家がAppleという「安全とみられる」投資先を求めたと伝える。AIデータセンターへの巨額の投資が、期待した収益を生まないのではないかという懸念が背景にある。Intel、Amazonの決算が投資家を失望させ、Alphabet、Metaの決算も同様だった。AlphabetとAmazonのフリーキャッシュフローは、AI関連の投資でマイナスになり、借り入れへの依存が増しているという。また、10月のNasdaq 100は6.7%下落し、2025年3月以来で最悪の月だった。CoreWeaveとNebiusは各30%超、Intelは45%超下がり、Intelの下落はBloombergのデータで40年超ぶりの大きさである。
Appleは、AI向けの設備投資を比較的低く抑えてきた。2026年の株価は27%上がっており、NVIDIAの9.7%の約3倍(本稿の計算で約2.8倍)で、Bloombergによると、Appleのフリーキャッシュフローは、9月に終わった2026会計年度に38%増の1,420億ドルになる見通しだが、これは予測となっている。また、Appleは、この会計年度の第4四半期の決算を11月2日(月)に発表する予定で、Apple自身の数字はまだ出ていない。












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