2026年7月10日、株式会社吉野家ホールディングス(代表取締役社長:成瀨哲也)によって、米国のラーメン事業「Kizuki」の持分を取得し、子会社化することを決議したとの発表がありました。(プレスリリース|取得完了のお知らせ)
- 吉野家HDは、米国のラーメンチェーンKizuki International LLCの持分70%を取得し、子会社化した。
- Kizukiはシアトル発で、5州に17店舗と3つの自社工場を持ち、2025年12月期の売上高は3715万ドルだ。
- 対価は現金と自己株式38万500株(約750万ドル相当)の第三者割当で、取得は9月1日に完了した。
吉野家ホールディングス(東京都中央区、成瀨哲也社長)は7月10日、子会社YOSHINOYA US HOLDINGS INC.(YUS、デラウェア州)を通じて、米国でラーメン事業を営むKizuki International LLCの持分を取得し、子会社とすることを決議したと発表した。持分の割合は70%で、YUSは9月1日に取得代金の支払いを終え、取得を完了したと9月2日に開示している。
Kizukiは2016年にシアトルで設立され、ワシントン州11店舗、オレゴン州3店舗、テキサス州・インディアナ州・カリフォルニア州各1店舗の計17店舗を展開する。シアトル、テキサス、サンフランシスコの3カ所に自社工場を持ち、直営店を主体に運営している。2025年12月期の売上高は3715万ドルで、主力商品「Garlic Tonkotsu Shoyu Ramen」は18ドルだ。本社はワシントン州レドモンドにある。
吉野家HDは、中期経営計画「変身と成長」の下、ラーメン事業を「第3の事業ドメイン」に育て、2034年度に「ラーメン提供食数世界No.1」を目指している。宝産業の工場がある米国は戦略的重要度が高い市場で、Kizukiの店舗ネットワークと事業基盤をグループに取り込み、経営資源を活用して成長を支援する。これにより、ラーメン事業の海外展開の基盤を強化し、グループ全体の収益基盤の強化を図るという。
対価は、現金の支払いに加え、売り手のBestasiangrocer.com LLCに対する自己株式の第三者割当で充てた。処分した自己株式は38万500株で、発行価額は1株19.71ドル、総額は749万9655ドル(約12億円)にあたる。YUSの購入代金債権を現物出資する形で、この部分の現金の払い込みはなかった。現金部分の金額は、確認できた資料には記載がない。2027年2月期の連結業績への影響は、精査中だという。














コメントを残す