2026年3月10日、一建設株式会社(代表取締役:堀口忠美)によって、米国法人Hajime AMERICA, Inc.を通じて、ユタ州のWright Homesグループの持分を取得し、子会社化するとの発表がありました。(プレスリリース)
- Hajime AMERICAを通じ、ユタ州のWright Homesグループの事業会社3社の持分を、それぞれ51%取得する。
- Wright Homesは戸建住宅の開発・建設・販売を手がけ、2025年12月期のグループ売上高は約7100万ドルだ。
- 持分譲渡の実行は2026年3月30日の予定で、将来は同グループを起点に米国での事業拡大を図るとしている。
飯田グループホールディングスの中核企業である一建設株式会社(東京都豊島区、堀口忠美社長)は3月10日の取締役会で、同社が設立した米国法人Hajime AMERICA Inc.が、米ユタ州のWright Homesグループ(デレク・ライト社長)の事業会社3社の持分を、それぞれ51%取得して子会社化することを決議したと発表した。Hajime AMERICAは2026年1月9日に設立されたユタ州拠点の法人で、資本金は500米ドルだ。取得金額は開示されていない。
Wright Homesグループは1994年に設立され、ユタ湖北部を中心に戸建住宅の開発・建設・販売を手がける住宅ビルダーだ。オーナー経営者が土地取得に深く関わり、好立地の土地の仕入れから建設・販売までを一貫して手がけ、在庫を持ちすぎない堅実なモデルを特徴とする。2025年12月期のグループ売上高は約7100万ドル。米住宅専門誌BUILDERによると、2024年のソルトレークシティ都市圏では、市場シェア3.2%で6番目に大きいビルダーだった(Zonda調べ)。
一建設は、中長期的な成長戦略として海外事業を段階的に検討してきた。Wright Homesが確立された事業基盤と実績を持つこと、ライト氏の誠実な経営姿勢に共感できること、双方の強みを尊重した提携が可能なことが決め手になったと説明している。両社とも分譲戸建住宅(建売)が主力で、地域密着という共通点があり、Wright Homesの「現地の強み」と一建設の「グループとしての統制」を両立できると判断したという。堀口社長は、国内で年間9000棟以上(2024年度)を供給してきたノウハウと、Wright Homesの土地取得力を組み合わせたいとコメントした。
今後は、既存事業の安定運営を優先しつつ、住宅開発・建設の知見や土地取得のノウハウ、人材育成などを段階的に共有する。将来的には、Wright Homesを起点に米国での事業基盤の拡大を図り、中長期的には事業承継も見据えるとしている。
契約締結は3月10日、持分譲渡の実行は3月30日の予定とされていたが、当方の確認では、その後の完了の発表は見つかっていない。














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