2026年8月13日、ジェトロ(日本貿易振興機構)およびMayo Clinic Platformによって、経済産業省の協力のもと実施する「J-StarX US Healthcare Breakthroughプログラム」に日本発ヘルスケアスタートアップ15社を採択したと発表するという発表がありました。(ジェトロ公式発表)
- 今回は従来のFoundationalコース(10社採択)に加え、米国市場での商業化・事業成長を目指す企業向けのBusiness Developmentコース(5社採択)を新設した。
- FDA対応・保険償還・事業開発・投資家開拓などの専門家による個別伴走支援と、顧客・パートナーとのネットワーキングを提供するもの。
- 採択15社の事業領域は医療AI(心電図解析・グラム染色自動化・術中解析)、医療機器(心不全・脳卒中リハビリ・BMI)、デジタルヘルス(在宅透析・治験管理・小児ADHD診断)など。
「J-StarX US Healthcare Breakthroughプログラム」はジェトロが日本政府の「スタートアップ育成5か年計画」に沿って推進するヘルスケア特化型の米国進出支援プログラムで、世界有数の医療機関であるMayo Clinic(ミネソタ州)のプラットフォーム組織であるMayo Clinic Platformが連携し、参加企業に対して米国市場での事業開発・実証実験・パートナー探索・商業化の支援を提供する。
今回3年目となるプログラムでは、従来の規制理解や戦略策定を中心とするFoundationalコースに加え、Business Developmentコースを新設した。同コースでは各社ごとにロードマップを策定し、FDA対応・保険償還・投資家開拓・初期顧客獲得といった「最初のトラクション」の創出を個別に支援するとしている。Mayo Clinic Platform _AccelerateのディレクターであるJamie Sundsbak氏は「責任あるAIを活用したソリューションの検証および臨床導入に向けた準備に重点的に取り組めるよう支援している」との考えを示した。
Foundationalコース採択10社の主な事業は、心疾患管理プログラム医療機器(CaTe)、AI術中リアルタイム解析(KUχAI)、手術動画・データ構造化プラットフォーム(MY ROBOTS)、脳卒中後リハビリ用ウェアラブル(Neubond)、給水不要の在宅血液透析装置(フィジオロガス・テクノロジーズ)、侵襲型ブレイン・マシン・インターフェース(Ruten Inc)など多岐にわたる。小児ADHD診断支援ゲーム医療機器(Almaprism)や医療データ流通基盤(AIBTRUST)、重症下肢虚血向け血管新生療法(セルフォールド)、植込み型横隔神経刺激デバイス(HICKY)も含まれる。
新設のBusiness Developmentコース採択5社はいずれも米国市場での商業化段階に近い企業で、AI長時間心電図解析SaMD「SmartRobin」(カルディオインテリジェンス)、AIロボティクスによるグラム染色検査自動化(GramEye・大阪大学発)、医療画像プラットフォーム「LOOKREC」(エムネス)、治験管理AI Agent(SmarTrial)、てんかん発作兆候検出ウェアラブルSaMD(クアドリティクス・京都大学・名古屋大学・熊本大学発)が採択された。













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