2026年1月、三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 勝也)によって、アメリカのルイジアナ州およびテキサス州で展開されている「ヘインズビル・シェールガス事業」を取得すると発表がありました。(プレスリリース)
- 米国Aethonグループの全持分を約52億ドルで取得する契約を締結。
- 北米の既存エネルギープラットフォームを活用し、統合型エネルギー事業を強化。
- アジアや欧州へのLNG輸出にも対応する体制構築を目指す。
2026年1月16日、三菱商事は、米国のシェールガス企業であるAethon III, LLC.、Aethon United, L.P.およびその関連事業体(総称して「Aethon」)の全持分を取得する契約を締結したと発表した。取得総額は約52億米ドルにのぼり、Ontario Teachers’ Pension PlanやRedBird Capital Partnersなど既存の出資者から取得する。買収の完了は2026年度第1四半期(4月〜6月)を予定しており、各種規制当局の承認が前提となる。
Aethonが保有するシェールガス資産は、ルイジアナ州とテキサス州にまたがるヘインズビル層に位置し、現在の生産量は日量約21億立方フィート(年間約1,500万トンのLNG相当)に達する。これらの天然ガスは主に米国南部市場で販売されており、一部はアジア(日本を含む)や欧州へのLNG輸出が検討されている。
三菱商事はすでに、カナダのブリティッシュコロンビア州におけるOvintivとの上流開発、ヒューストンのCIMA Energyを通じた中流物流、LNGカナダおよびCameron LNGからの輸出、Diamond Generating Corporationによる電力事業など、北米における一連のエネルギープラットフォームを展開している。今回の買収により、北米内でのガス供給からLNG輸出、発電、データセンターや化学品分野への展開までを含む、統合型バリューチェーンの構築を加速する構えだ。
本投資は、三菱商事が掲げる「中期経営戦略2027」の「Create(創造)」の一環と位置づけられており、既存事業とのシナジーによる成長を図る方針とのこと。














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