2025年11月、トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役:佐藤 恒治)によって、アメリカ国内5つの製造拠点における総額9億1200万ドル(約1,340億円)の投資と、252名の新規雇用を実施すると発表がありました。これは、今後5年間で最大100億ドルの米国投資を行うという方針の一環となります。
- トヨタが米国内5つの工場に9億1200万ドルを追加投資し、ハイブリッド車の生産能力を強化。
- 合計252名の新規雇用が創出され、地域経済への貢献も期待されている。
- ミシシッピ州では、初の米国内生産となる「ハイブリッド・カローラ」の製造が開始される予定。
今回の投資は、トヨタが掲げる「アメリカで売るなら、アメリカでつくる」という方針に基づき実施されるもので、ハイブリッド車への需要拡大に応えるためのもの。西バージニア州、ケンタッキー州、ミズーリ州、テネシー州、そしてミシシッピ州の各工場が対象となり、エンジンやトランスアクスル、シリンダーヘッドなどの主要部品の生産ラインが新設または拡張される。
各州への投資と雇用の内訳は以下の通り:
- 西バージニア州(バッファロー工場)
投資額:4億5300万ドル、雇用:80名
→ ハイブリッド対応4気筒エンジンや最新世代のトランスアクスルなどの生産を拡充。 - ケンタッキー州(ジョージタウン工場)
投資額:2億440万ドル、雇用:82名
→ ハイブリッド対応エンジン用の新たな加工ラインを導入。 - ミシシッピ州(ブルースプリングス工場)
投資額:1億2500万ドル、雇用:数値非公表
→ 初めて米国内でハイブリッド・カローラの生産を開始。 - テネシー州(ジャクソン工場)
投資額:7140万ドル、雇用:33名
→ トランスアクスル用ケース・ハウジングの生産拡大、新たに3ラインを導入。 - ミズーリ州(トロイ工場)
投資額:5710万ドル、雇用:57名
→ ハイブリッド車用のシリンダーヘッド生産ラインを新設し、年間20万台分を追加生産。
これらの新ラインは2027年から2028年にかけて稼働予定で、ハイブリッド車の製造能力を大幅に向上させる。
トヨタは現在、米国で販売する車両の約半数を米国内で組立てており、今回の投資でその比率をさらに高める構えだ。また、同社の電動化戦略は、ハイブリッド、プラグイン、EVなど多様なパワートレインの選択肢を展開する「マルチパスウェイ」方式であり、電動車はすでに米国販売の約50%を占めているという。
追加情報(工場投資概要)
| 州 | 投資額(USD) | 新規雇用数 | 主な生産内容 |
| 西バージニア | $453M | 80名 | ハイブリッドエンジン・部品拡充 |
| ケンタッキー | $204.4M | 82名 | ハイブリッドエンジン用ライン追加 |
| ミシシッピ | $125M | 非公表 | ハイブリッド・カローラ新規生産開始 |
| テネシー | $71.4M | 33名 | トランスアクスル用部品の増産 |
| ミズーリ | $57.1M | 57名 | シリンダーヘッド生産ライン新設 |














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