2025年12月、ニュージャージー州環境保護局(DEP)によって、第26回「ガバナー環境優秀賞(Governor’s Environmental Excellence Awards)」の受賞者が発表されました。今年の授賞式はトレントンの歴史的メーソニック・テンプルで開催されました。
- 各分野で環境保全に貢献した個人・団体・自治体が表彰された。
- 最高栄誉の「リチャード・J・サリバン賞」はJoseph Seebode氏が受賞。
- プラスチック削減、気候変動対策、マイクロプラスチック除去など、多彩な取り組みが評価された。
このアワードは、持続可能性や環境正義、気候変動、教育分野など、幅広い環境テーマにおいて優れた成果を挙げた個人・団体・地域を表彰するもの。今年の表彰式では、環境保護局のShawn M. LaTourette長官が「受賞者たちの献身は、私たち皆にとってのインスピレーションであり、ニュージャージー州が環境保護の全国的リーダーであることを示している」とコメントしたとのこと。
特に注目されたのは、「リチャード・J・サリバン賞」を受賞したJoseph Seebode氏。彼はアメリカ陸軍工兵隊ニューヨーク地区の副地区技術者として35年以上にわたり、ハリケーン・サンディ後の復興支援や、ニューヨーク港の浚渫事業など、持続可能な水資源管理と沿岸復元の分野で活躍してきた人物。
そのほか、今年の受賞者には次のような素晴らしい取り組みがあった:
- 若手リーダー賞(Emerging Environmental Leader):Landon Hoberman氏。学生主導の「SEAプログラム」でプラスチック削減と市民参加を促進し、180万本以上の使い捨てカトラリー削減に成功。
- 気候変動対策賞:Duke Farms。自然エネルギーや森林再生を活用し、2030年までに排出量80%削減を目指す。
- 気候レジリエンス賞:ニューアーク市持続可能性局。都市緑化やクールルーフなど、気候変動の影響を受けやすい地域に対する対策を強化。
- 環境正義賞:モントクレア州立大学PSEG研究所。多様な学生チームが各地域で環境改善プロジェクトを実施。
- 健康な地域社会賞:ANJEC(ニュージャージー州環境委員会協会)。流域の修復に取り組み、雨水管理や水質改善を実現。
- 生態系・生息地保全賞:Hunters Helping the Hungry。狩猟された鹿肉を必要な家庭へ提供することで、森林の健康と食料支援を両立。
- 持続可能性・廃棄物削減賞:Table to Table。フードロス削減を実現し、年間2,300万ポンド以上の食料を寄付。
- 水資源管理賞:PolyGone Systems。世界初のマイクロプラスチック除去技術を導入し、下水から数百万個の粒子を除去。
- 環境教育賞:Erin Colfax氏(Unity Charter School)。K〜8年生に向けた体験型の環境教育を実践。
この表彰制度は2000年に始まり、ニュージャージー州の環境保護局、インフラ銀行(I-Bank)、先端技術公社が共同で主催している。選考は、環境へのインパクトや地域への貢献度、革新性、教育・広報活動の有効性などが評価基準となっている。














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