2025年10月、Kean University(本部:アメリカ・ニュージャージー州ユニオン市、学長:ラモント・O・レポレット)とNew Jersey City University:NJCU(本部:アメリカ・ニュージャージー州ジャージーシティ市、学長:アンドレス・アセボ)によって、両州立大学の合併に向けた正式な合意が締結されたと発表がありました。
- ケアン大学がNJCUを統合し、「Kean Jersey City」として再編されることが決定された。
- 学生の単位や奨学金、学費優遇措置は引き継がれる予定。
- 合併完了は2026年7月を予定し、州および連邦政府、認定機関の承認を必要とする。
この合併は、ニュージャージー州の高等教育における包括性と公平性を高めることを目的とした歴史的な一歩として位置づけられている。NJCUは、財政的困難とガバナンスの課題を背景に、2025年3月にケアン大学を統合パートナーに選定していた。今回の正式合意は、両大学の理事会が満場一致で承認し、学生の未来に向けた重要な転換点となる。
合意内容によると、合併後はNJCUの学生がケアン大学の学生として移行され、これまで取得した単位、奨学金、ニーズベースの経済支援などはすべて尊重される。学費はケアン大学の基準が適用され、現在ニュージャージー州内で最も低価格の授業料となっている。
学生は、ジャージーシティ・キャンパスでの学生サービス、クラブ活動、学生寮などへのアクセスが可能となる。さらに、スポーツ部門に関しては、別途設置される諮問委員会によって、2025年12月15日までにプログラムの評価と報告が行われる予定だ。
NJCUは2023年に財政緊急事態を宣言して以降、アンドレス・アセボ学長のもとで財政再建に取り組み、2024年にはFitchによる財務評価も「安定的」に引き上げられた。合併は、こうした回復基調を確実なものとするための重要な戦略とされている。
追加情報
- 合併完了目標:2026年7月
- 合併資金支援:ニュージャージー州予算より1,000万ドルが割り当てられ、調査・法務・計画に充当される予定。
- 学生数の動向(NJCU):2023年秋の在籍者数は5,833名(2018年比で27%減)、2024年にはさらに6%減少。ただし新入生は3%増、編入生は28%増と回復傾向も見られる。
















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