2025年6月24日、オンライン求人サービス企業CareerBuilder + Monster(本社:アメリカ・イリノイ州シカゴ、CEO:ジェフ・ファーマン)によって、連邦破産法第11章(チャプター11)の適用をデラウェア州連邦破産裁判所に申請したと発表がありました。
概要
2024年に合併したキャリアビルダーとモンスターが、財務再建と事業売却を目的に破産申請を行った。今回の手続きでは、看板事業である求人ボードを含む複数の事業を売却する予定とのこと。
詳細
- 両社は、1990年代から2000年代にかけてオンライン求人サービスのパイオニア的存在であり、モンスターに至ってはスーパーボウルでCMを放映するほどの認知度を誇った。
- しかし近年では、Indeed、Glassdoor、LinkedInといった競合に押され、利用者の減少が続いていた。
- 今回の破産申請に伴い、最も認知度の高い「求人ボード」事業は、ギグワーカー向けの求人アプリを運営するJobGetに売却される予定。
- また、連邦・州政府向けのソフトウェア事業「Monster Government Services」はカナダのValsoft社へ、メディア事業である「Military.com」と「FastWeb.com」は同じくカナダのメディア企業Valnetに譲渡される。
- これらの売却契約は「ストーキングホース入札」として進められ、より好条件の入札があればそちらが採用される。
- 破産申請書によると、資産総額は5,000万〜1億ドル、負債は1億〜5億ドルにのぼると見込まれている。
- 企業は再建期間中の運営資金として、2,000万ドルの資金調達も確保済みだという。
- CEOのジェフ・ファーマン氏は、「厳しい経済環境のなか、事業の価値最大化と雇用維持のためにはこの道しかなかった」とコメント。
- また、コスト削減とスムーズな事業移行を目的に一部レイオフも行うと明かしている。
- なお、キャリアビルダー+モンスターは、現在プライベート・エクイティ企業アポロ・グローバル・マネジメントおよびオランダの人材会社ランスタッドが共同で所有している。
追加情報
- 破産申請日:2025年6月25日(デラウェア州連邦破産裁判所)
- 資産規模:5,000万〜1億ドル
- 負債総額:1億〜5億ドル
- 再建期間中の資金調達額:2,000万ドル
- 売却先:
・求人ボード事業 → JobGet(米)
・政府向けソフトウェア事業 → Valsoft(カナダ)
・メディア事業(Military.com / FastWeb.com) → Valnet(カナダ)









Leave a Reply