2025年4月22日、富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)の子会社であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(以下、FDB)が、米国の大手バイオ医薬品企業Regeneron Pharmaceuticals, Inc.(以下、リジェネロン)と総額30億ドルを超える製造契約を締結したと発表しました。
概要
FDBは今後10年間にわたり、リジェネロンの抗体医薬品の製造を受託することになり、製造は、今年本格稼働予定の米国・ノースカロライナ州ホーリースプリングス市にある新施設で行われる予定。
詳細
- 今回の契約は、FDBの高い技術力とグローバルな製造体制への信頼を背景に実現したもので、製薬業界でも非常に注目されている。
- FDBでは、英米デンマークに拠点を持ち、世界的な医薬品CDMOとして、抗体医薬・細胞治療・遺伝子治療などを幅広く受託。
- ノースカロライナ新拠点は最新鋭の設備を備えており、デンマーク工場と共通の設計思想「KojoX™」を活用することで、グローバルでの品質・技術移管の迅速化が期待されている。
- リジェネロン側も、厳格な基準を満たすFDBとのパートナーシップに大きな期待を寄せており、生産体制の早期立ち上げに向けてすでに準備が進んでいるとのこと。
- また富士フイルム全体としてもライフサイエンス分野で積極的な投資を継続しており、今回のアメリカ新拠点への投資(約40億ドル)を含む、総額約70億ドル規模の設備投資を日米欧で展開中。
- 現在、デンマーク拠点や富士フイルム富山化学(富山県)でも大規模な製造設備増強が進められており、2028年には大型の動物細胞培養タンクが36基体制となる予定。
- 米欧それぞれで最大規模のCDMO拠点になる見込みです。
- FDBのモジュール型施設や標準化プロセスによる柔軟なサプライチェーン対応力は、医薬品の迅速かつ安定供給を実現する上で大きな強みとされており、今後さらに製造委託需要が高まると見込まれている。
















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