2026年6月26日、トランプ大統領が「ルールーズ・ロー(Lulu’s Law、S. 1003)」に署名し成立した。サメ攻撃が発生した場合に、連邦通信委員会(FCC)がワイヤレス緊急警報(WEA)をスマートフォンに送信できるよう明示的に許可するよう義務づける法律だ。(ホワイトハウスの発表)
- サメ攻撃発生時にスマートフォンへの緊急警報(WEA)送信を義務づける「ルールーズ・ロー(Lulu’s Law)」が成立した。
- FCCがサメ攻撃を緊急警報の対象として明示的に許可する規則を制定することを義務づける内容だ。
- 夏のビーチシーズンにあたり、ニュージャージー州・ニューヨーク州など大西洋岸のビーチを利用する在米日本人にとっても知っておきたい法律といえる。
夏のビーチシーズンに合わせて、サメ攻撃への警報体制を強化する法律が成立した。「ルールーズ・ロー(Lulu’s Law、S. 1003)」は、サメ攻撃が発生した際にワイヤレス緊急警報(WEA)をスマートフォンに送信することを、連邦通信委員会(FCC)が明示的に許可する規則を制定することを義務づけるものだ。現行のWEAは竜巻・洪水・Amber Alert(子ども誘拐警報)などに使われているが、サメ攻撃への活用は明示的に規定されていなかった。
法律の名称「Lulu’s Law」は、サメ攻撃の被害者にちなんだ命名とされる。米国東海岸では夏季にサメの目撃や攻撃の報告が相次いでおり、2021年にはニュージャージー州ニューオーシャンシティで複数件のサメ攻撃が発生するなど、NJ・NY周辺の海水浴客にとっても身近なリスクだ。今後FCCが規則を整備し次第、サメ攻撃発生時に付近のビーチ利用者のスマートフォンに緊急警報が届くようになる見通しだ。
ワイヤレス緊急警報(WEA)は、地震・津波・竜巻・洪水・子ども誘拐(Amber Alert)・大統領警報などに使われる、特定のセルタワーの範囲内にいるスマートフォンに自動送信される警報システムだ。特別なアプリや登録は不要で、警告対象エリアにいれば受信できる。夏にビーチを訪れる在米日本人にとっても、WEAの仕組みを知っておくと安心だ。












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