2026年6月10日、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領によって、移民取り締まりと国境警備を担う連邦機関(DHS・CBP・ICE)に2029年度まで資金を提供する法律「Secure America Act(S.2)」への署名が行われたと、ホワイトハウスから発表がありました。調整予算(リコンシリエーション)の手続きで可決され、総額は約700億ドルに上ります。
- トランプ大統領が、ICEとCBPを含む連邦機関に2029年度まで資金を提供する「Secure America Act」に署名し、法律として成立したことが発表された。
- 総額約700億ドル(ICEに約385億ドル、CBPに約220〜260億ドル、DHS全体に約50億ドル)が計上されることが示された。
- 上院・下院ともほぼ党派ラインでの可決となり、支持・批判の両面があることが報じられた。
米国の移民取り締まりと国境警備に、大型の資金が手当てされた。トランプ大統領は2026年6月10日、移民取り締まりを担う連邦機関に2029年9月末まで資金を提供する「Secure America Act(S.2)」に署名し、法律として成立した。調整予算(リコンシリエーション)の手続きを用いており、上院・下院ともほぼ党派ラインで可決された。
総額は約700億ドルとされ、ICE(移民・税関執行局)に約385億ドル、CBP(税関・国境警備局)に約220〜260億ドル、DHS全体の関連費用に約50億ドル。ICEの資金は人員確保や拘留施設の運営、移送、州・地方との執行協定(287g)などに、CBPの資金は国境警備や検査技術の高度化、人員拡充などに充てられる。資金は2029年度末まで多年度にわたり使用できる。
これに先立ち、2025年夏成立の「One Big Beautiful Bill Act」でもDHSに750億ドルが計上されており、今回はその追加となる。支持側は、継続的な資金で国境警備と移民取り締まりを安定化させる意義を強調する。一方、反対側からは規模の大きさや次期政権以降まで効果が及ぶ点への懸念が示されており、上院・下院とも反対票はほぼ民主党側に集中した。












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