2025年11月、東京海上ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小池 正浩)によって、アメリカのリスクソリューション企業「Agrihedge, Inc.(CIH)」を買収する契約を締結したと発表がありました。買収額は9億7,000万米ドル(約1,500億円)で、取引完了は2025年度第4四半期(2026年1月〜3月)中を予定しているとのこと。(プレスリリース)
- アメリカの農業関連リスク管理企業CIHを約1,500億円で買収する契約を締結。
- TMHDグループのソリューション型サービスの拡充と収益源の多様化を図る狙い。
- 取引完了は規制当局の承認などを経て、2026年初めに予定されている。
東京海上ホールディングス(TMHD)は、グローバルな保険市場での成長機会を捉え、国際事業の拡大と収益性向上を重要な戦略として位置づけてきた。これまでにニューヨークの障害保険会社や中小企業向け医療保険のM&Aなどを実施し、先進国市場を中心に多角的なポートフォリオを構築してきた。
今回買収が発表されたCIHは、農業・畜産分野に特化した価格変動リスクのヘッジ手法を提供する企業であり、保険代理業、デリバティブ仲介、コンサルティングなどを手がける。独自のリスク管理プラットフォームを活用し、保険と金融商品を統合したサービスをワンストップで提供しており、アメリカの農業関連顧客に強みを持っている。
CIHの買収により、TMHDは非保険分野におけるソリューション型サービスを強化し、グループ全体の収益基盤の多様化と安定化を進める見込み。また、傘下のTokio Marine HCCが展開する農業保険事業とのシナジーも期待されている。
CIH(Commodity & Ingredient Hedging, Inc.)は、アメリカを拠点とし、保険代理業やデリバティブ仲介、教育・コンサルティングなどを行う企業。従業員数は約200人、2025年9月時点の年間収益は約1億3,000万米ドル(約193億円)とのこと。















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