2026年3月、信越化学工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 恭彦)によって、米国ルイジアナ州イバービル郡の既存製造拠点を拡張するため、約34億ドルを投資すると発表がありました。現地子会社であるShintech Louisiana, LLC.を通じて、新たなエチレン製造設備や塩素・VCM(塩化ビニルモノマー)設備を建設する計画だそうです。(ニュースリリース)
- ルイジアナ州の既存拠点に約34億ドルを投資し製造設備を拡張する計画が発表された。
- 第2エチレン設備と第4クロルアルカリ・VCM設備を建設し、PVC関連製品の供給能力強化を図るもの。
- 約163人の直接雇用と655人の間接雇用を含む、最大818人の新規雇用創出が見込まれた。
信越化学工業の米国子会社Shintech Louisianaは、ルイジアナ州プラークミン(Plaquemine)にある既存工場での大規模拡張計画を発表した。投資額は約34億ドルにのぼり、同社の米国事業における重要な成長ステップと位置づけられている。
今回のプロジェクトでは、第二のエチレン製造ユニットと、第四のクロルアルカリおよび塩化ビニルモノマー(VCM)製造設備を新設する計画。これにより、PVCおよび関連化学製品の供給体制を強化し、世界市場での競争力向上を図る狙いがあるとされた。
また、同計画では最新の低排出型製造技術を導入し、PVCや苛性ソーダの生産あたりの環境負荷削減も目指し、エネルギーや化学産業の重要拠点として知られているルイジアナ州は、今回の投資は同州のPVC生産拠点としての地位をさらに強化するものとしている。
雇用面では、平均年収約11万7,000ドルの直接雇用163人を新たに創出する見込みで、既存の725人の雇用も維持される計画。さらに、地域経済への波及効果として655人の間接雇用が生まれ、首都圏地域全体で最大818人の雇用機会につながると試算された。
同社は2000年にルイジアナ州で操業を開始して以来、これまでに約90億ドル規模の投資を行い、複数の大型プロジェクトを実施してきた。今回の拡張計画もその長期的な投資戦略の一環であり、地域経済への貢献とともに、グローバルPVC供給体制の強化を目的としたものとされた。
追加情報
- 所在地:米国ルイジアナ州イバービル郡プラークミン(既存Shintech Louisiana施設内)
- 投資額:約34億ドル
- 建設内容:第2エチレン製造ユニット、第4クロルアルカリ・VCM製造ユニット
- 雇用:直接163人、間接655人(計818人の雇用機会)
- 建設スケジュール:段階的に建設、第一フェーズは2030年完成予定












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