2025年10月、JERA株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:小野田 聡)によって、アメリカ・ルイジアナ州西部のヘインズビル層に位置するシェールガス資産「South Mansfield」の権益を取得すると発表がありました。
- JERAの子会社を通じ、米国のWilliams社およびGEP Haynesville II, LLC.から資産を取得。
- 初期投資額は15億ドル、将来的に生産量を日量10億立方フィートまで拡大予定。
- LNGバリューチェーンの強化とリスク分散が図られる見込み。
JERAは今回、JERA Americas, Inc.を通じて、アメリカ・ルイジアナ州西部のヘインズビルおよびMid-Bossier層にまたがる約210km²の広大な土地におけるシェールガス資産を取得する。この資産は現在、1日あたり500百万立方フィート以上の天然ガスを生産しており、200カ所以上の未開発地点も含まれている。これにより、JERAは今後、生産量を倍増させる計画だ。
この地域は、ガルフ・コーストのLNG施設やデータセンターのハブにも近接しており、インフラ面でも非常に優位性があるとされる。JERAは本取引を通じて、グローバルなLNG供給体制の強化と、エネルギー市場の変動に対するリスク分散を図る。
近年、JERAはアメリカでの存在感を急速に高めており、5.5百万トン/年・20年間という米国史上最大規模のLNG長期契約や、低炭素アンモニア開発プロジェクト「Blue Point」なども進めている。すでに全米で10の発電資産を保有しており、今回のヘインズビル取得はその戦略をさらに加速させる動きといえる。
JERAのJohn O’Brien CEOは、「今回の取得は、我々のサプライチェーン専門性を活かし、アメリカのエネルギー未来に貢献するものだ」と述べており、津軽亮介・低炭素燃料責任者も「JERAのLNGバリューチェーンを多角化し、グローバル展開を加速させる重要な案件だ」とコメントしている。
なお、本取引は関係当局の承認およびクロージング条件の完了をもって正式に成立する予定だそうです。














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