2026年6月19日、株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:天川和彦氏)によって、愛知県の自動車部品メーカー株式会社三五の米国法人Arvin Sango, Inc.(ASI)との間で融資金額2,800万ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結するという発表がありました。(プレスリリース)
- JBICとみずほ銀行の協調融資で総額4,000万ドル。ASIが米国で実施する自動車部品の製造・販売事業の工場拡張および設備導入に充てられる。
- 三五は1928年創業の愛知県拠点の中堅自動車部品メーカーで、排気系部品等をプレス・パイプ加工技術で大手自動車メーカーに供給しているとしている。
- 三五向けの融資は2021年5月に続く2回目。中堅・中小企業の海外展開支援と米国での本邦企業サプライチェーン強靭化を目的とするとしている。
三五(さんご)は1928年設立の愛知県を拠点とする中堅自動車部品メーカーで、代表取締役社長は水野昭智氏。自動車用排気系部品をはじめ、パイプ加工・板金プレス・棒材および線材加工などの金属加工技術に強みを持ち、大手自動車メーカーへの部品供給を手がけている。米国法人Arvin Sango, Inc.(ASI)を通じた海外事業の拡大を継続する方針としており、今回の融資はその一環と位置づけられる。
今回の融資はJBIC分2,800万ドルとみずほ銀行との協調融資分を合わせた総額4,000万ドルで、ASIが米国で実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な資金として工場の拡張および設備導入に充てられるとしている。JBICによる三五向けの融資は2021年5月に続く2回目となる。
JBICは本融資について、三五の海外事業展開を支援することで日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するとともに、米国における本邦企業のサプライチェーン強靱化にも資するものと位置づけているとしている。
自動車産業では関税・現地調達要件をめぐる動向を背景に、日系自動車部品メーカーによる米国での製造能力強化の動きが続いており、今回の工場拡張もこうした流れに沿ったものとみられる。














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