2026年7月9日、ニュージャージー州環境保護局(NJDEP)によって、デラウェア&ラリタン運河委員会が「D&R運河州立公園」のマスタープラン(基本計画)を37年ぶりに更新するにあたり、州内5会場で公開意見募集セッションを開催すると発表がありました。会場に来られない人はウェブサイトからも意見を提出できます。
- NJDEPがD&R運河州立公園のマスタープラン更新に向け公開意見募集を開始した。
- 7月から9月にかけて州内5会場で公聴会を開催し住民や来園者の意見を集める。
- 1989年策定の計画を37年ぶりに刷新し歴史的建造物調査の結果も反映する。
ニュージャージー州で最も人気のあるレクリエーション回廊の一つ「D&R運河州立公園(Delaware & Raritan Canal State Park)」の将来像について、州民や来園者が意見を述べる機会が設けられる。NJDEP傘下の州規制機関であるデラウェア&ラリタン運河委員会が、1989年策定のマスタープランを更新する作業の一環として、5回の公開セッションを予定している。
同公園はニュージャージー州中部の34自治体にまたがる全長70マイルの線形州立公園だ。公園自体はNJDEP内のニュージャージー州立公園局が所有・日常運営を担い、運河の重要な導水機能はニュージャージー水道公社が運用・維持している。同運河は中部ニュージャージーの推定100万人に対し、1日あたり最大1億ガロンの飲料水を供給する生活基盤でもある。マスタープランは公園の整備方針を定めるとともに、歴史・環境・水資源を守るための委員会の土地利用規制プログラムの運用指針にもなる。
今回の全面的な計画更新は、ニュージャージー歴史トラストから委員会への55万ドルの助成によって実現した。中心となるのは「歴史的建造物調査(Historic Structures Survey)」で、公園内の歴史的資源を記録し状態を評価する。前回の調査は1982年で、44年ぶりの実施となる。更新後のマスタープランには調査結果と、歴史的建造物の保全・活用に関する提言が盛り込まれる。
NJDEPのエド・ポトスナック長官代行は、自身も運河地域の住民としてD&R運河州立公園がニュージャージー州で最も人気のある公園の一つであることを実感しているとした上で、環境・歴史・レクリエーション資源の保護と向上を長年提唱してきたと述べ、州民に計画策定プロセスへの参加を呼びかけた。州立公園・森林・史跡担当のジョン・セシル次官補も、公衆の意見と参加がこの取り組みの成否を左右すると強調した。
委員会のジョン・ハッチソン事務局長は、1974年の法律に基づき設立された同委員会が半世紀以上にわたり公園を守ってきた一方で、1989年以降の中部ニュージャージーは環境・経済・人口動態の面で大きく変化し、現行のマスタープランは委員会の管轄区域450平方マイルの実情を反映しなくなっていると指摘。21世紀にふさわしい新たな計画づくりのため、住民の参加を促した。
公開意見募集セッションはいずれも午後6時から8時に開催される。












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