2026年8月26日、ホワイトハウスによって、2021年8月26日にアフガニスタン・カブールのアビーゲートで発生した攻撃から5年となることを記念する大統領布告に署名するという発表がありました。(大統領布告)
- 2021年8月26日にISIS-Kの自爆テロで米兵13人が死亡し45人が負傷した事件から5年を迎える。
- 犠牲になった13人の兵士の氏名を挙げ深い敬意と哀悼の意を表するとしている。
- バイデン政権によるアフガニスタン撤退の判断を厳しく批判する内容も含んでいる。
布告によれば、2021年8月26日午後5時36分、ISIS-Kの単独のテロリストがカブールのアビーゲートに集まった群衆の中に押し入り、身に着けていた爆弾を爆発させたとしている。実行犯は、その2カ月前にタリバンによって釈放された数千人の受刑者の1人だったという。この攻撃により米兵13人が死亡し、45人が負傷、160人を超える民間人も負傷したとしている。
布告は、その日命を落とした軍人男女に深い敬意と畏敬の念をもって報い、その家族から奪われたすべてを記憶し、彼らの名を決して忘れないことが国としての神聖な責務だとし、13人の氏名を挙げている。米陸軍のライアン・C・ナウス曹長、米海兵隊のダリン・T・フーバー曹長、ジョハニー・ロサリオ・ピチャルド軍曹、ニコール・L・ジー軍曹、ハンター・ロペス伍長、デーガン・W・ペイジ伍長、ウンベルト・A・サンチェス伍長、デイビッド・L・エスピノザ上等兵、ジャレッド・M・シュミッツ上等兵、ライリー・J・マッコラム上等兵、ディラン・R・メロラ上等兵、カリーム・M・ニコウイ上等兵、米海軍のマクストン・W・ソビアック三等兵曹の13人だとしている。
布告は、20年にわたり米軍がアフガニスタンの山岳地帯や都市でテロと戦いタリバンを政権の座から追放してきたが、その数カ月後、バイデン大統領は戦略よりも政治を優先し、拙速な撤退によってこれらの成果を無にし、それが同国史上最悪の軍事的惨事の一つになったとしている。2021年7月2日、バイデン大統領はアフガニスタン国軍・治安部隊に通知すらしないまま深夜にバグラム空軍基地から米軍を撤退させたとし、この決定により同国最大の軍事拠点を明け渡し、数十億ドル相当の軍事装備を失い、タリバンが急速に進軍するなかで残存部隊は戦略上の優位性を失ったとしている。数週間のうちにタリバンはバグラムを制圧し数千人のテロリスト・犯罪者を刑務所から解放し、まもなくカブールも陥落し、前政権の失策が招いた壊滅的な崩壊のなか、米軍はハミド・カルザイ国際空港で決死の避難作戦を強いられたとしている。
布告は、最高司令官として常にアメリカ・ファーストを貫き主権を守るとし、この蛮行の責任者であるISIS-Kのテロリストを拘束し、迅速な米国の司法の裁きを受けさせたことを誇りに思うと述べている。この記述は、2025年3月にトランプ大統領が連邦議会での演説で発表した、モハマド・シャリフラー(別名ジャファル)の拘束を指すとみられる。米当局は当初、同容疑者を攻撃の「首謀者」と説明していたが、その後の裁判では、同容疑者はテロ組織への物質的支援の提供については有罪となったものの、13人の兵士の死亡に直接関与したかどうかについては陪審が評決に至らなかったと報じられている。
布告は、軍人一人ひとりを常に支え軍人家族を支援し、アビーゲートに至った失敗を二度と繰り返させないとし、この厳粛な記念日にあたり、戦死した13人の兵士とその家族に対し、その名を永遠に記憶し、思い出を大切にし、彼らが国のために払った代償を決して忘れないという神聖な約束を新たにするとしている。
トランプ大統領は、憲法および法律により与えられた権限に基づき、2026年8月26日をアビーゲート攻撃5周年の記念日として布告するとし、すべての米国民に対し、国のために最大の犠牲を払った勇敢な男女の英雄的行為と、その誇り高き遺志を受け継ぐゴールドスター・ファミリー(戦没者遺族)を記憶するよう呼びかけている。












コメントを残す