2026年、ニュージャージー州ターンパイク当局(New Jersey Turnpike Authority)によって、高速道路料金システム「E-ZPass」のトランスポンダーを、デジタルチップ付きステッカーに置き換える可能性があると発表がありました。新しい仕組みは利便性の向上に加え、維持コストの削減にもつながると期待されているそうです。
- ニュージャージー州がE-ZPassの機器をステッカー型に変更する計画を検討している。
- ステッカーはバッテリー不要で、交換費用を大幅に削減できる見込み。
- 年内にも一般ドライバー向けに導入される可能性がある。
ニュージャージー州の有料道路で利用されている電子料金収受システム「E-ZPass」は、これまでフロントガラスに取り付ける白いプラスチック製トランスポンダーを使用してきた。今回検討されている新しい方式では、RFIDチップとバーコードを内蔵した小型ステッカーをフロントガラスに貼り付ける仕組みとなる。
このステッカーは料金所上部のセンサーによって読み取られる仕組みで、従来のトランスポンダーのように取り付け位置を気にしたり、通過時に手でかざしたりする必要がなくなる。
導入に向けてはまず約3,000台のターンパイク当局の車両で、約8週間の試験運用が行われる予定である。問題がなければ、年内にも一般のE-ZPass利用者へ提供される可能性がある。
コスト面でも大きなメリットがあるとされる。現在のトランスポンダーはバッテリーを搭載しており、寿命は約8〜10年で交換が必要となる。交換費用は1台あたり約6.64ドルであるのに対し、新しいステッカーは約1.20ドルと大幅に安い。
実際に2022年には、ニュージャージー州のE-ZPassコンソーシアムがバッテリー切れのトランスポンダー約92万台を交換するため、約840万ドルを支出している。
またステッカーは一度剥がすと再利用できない構造になっており、盗難防止や不正利用の防止というセキュリティ面でもメリットがあるとされる。
同様のシステムはすでに他州でも導入が進んでおり、マサチューセッツ州では2026年3月からステッカー型トランスポンダーの提供が始まっている。ニュージャージー州でも導入が進めば、ターンパイクやガーデンステートパークウェイなどで利用される可能性がある。












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