近年、アメリカ市場におけるM&Aを通じた事業拡大を図る日系企業は増加傾向にあります。しかし、財務・法務面の審査をクリアしてもなお、買収後のPMI(Post-Merger Integration)がうまく進まず、想定したシナジーが得られない事例が少なくありません。特に、アメリカ企業買収においてはHR(≠人事)領域のリスク分析が不十分なまま買収が実行されるケースが目立ちます。
そのため、今回は日系企業がアメリカ企業買収で陥りやすい構造的問題を整理するとともに、HRデューデリジェンスの必要性について考察します。
- 日本企業がアメリカM&Aで直面する“見えないリスク”
- HRデューデリジェンスを欠くことで発生しやすい事象
- なぜ日系企業はHRデューデリジェンスを見落とすのか
- 求められる「法務×財務×HR」の統合的アプローチ
- Human Resources(HR≠人事)の重要性
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筆者:Kimihiro Ogusu, SHRM-SCP|小楠 仁啓

HRコンサルティング会社・SolutionPortの代表を務めながら、中央大学で教員としてHRの授業を担当している。HRの専門はTotal Rewardと Job Architectureで、米国HR協会の上級プロフェッショナル資格であるSHRM-SCPを保持。
日米双方の義務教育を始め、日本にあるベンチャー/上場企業、日本に本社を置く米国法人、アメリカにあるローカルの日系企業、および外資系大手にてシニア・コンサルタントの経験がある、日米における文化の違いを熟知するバイリンガル。MUFG BizBuddyで大好評連載中。
















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