2026年2月26日、Netflix, Inc.(本社:米国カリフォルニア州ロスガトス、共同CEO:テッド・サランドス/グレッグ・ピーターズ)によって、ワーナー・ブラザース買収に関する提案額の引き上げを行わないと発表がありました。
今回の発表は、Warner Bros. Discovery(WBD)の取締役会が、パラマウント・スカイダンス(Paramount Skydance)による最新提案を「優れた提案(Superior Proposal)」と判断したことを受けたものだそうです。(プレスリリース)
- パラマウント・スカイダンスの提示額に対抗せず、買収提案の引き上げを見送った。
- 価格面で財務的魅力が薄れたことが理由であった。
- 今後は自社成長と自社株買いの再開に注力すると表明した。
Netflixはこれまで、WBDとの統合によって株主価値を創出し、規制当局の承認も得られる明確な道筋があるとして交渉を進めてきた。しかし、パラマウント・スカイダンスによる最新提案に匹敵する水準まで買収額を引き上げると、財務的に合理性が失われると判断したものであった。
共同CEOのサランドス氏とピーターズ氏は、「今回の取引は“適正価格であれば魅力的”なものであり、“どんな価格でも必要不可欠”なものではなかった」とコメント。規律ある経営姿勢を強調。
また、Netflixの事業は現在も健全かつ成長軌道にあり、2026年には約200億ドルを映画やシリーズ作品などのコンテンツ制作に投資する計画であることも明らかにされた。加えて、資本政策の一環として自社株買いも再開する方針。
今回の決断により、大型再編の行方はパラマウント・スカイダンス側に委ねられる形となった。エンターテインメント業界の勢力図にも影響を与える動きであり、今後の展開が注目される。












コメントを残す