2025年8月、The Atlanta Journal-Constitution(AJC)紙の発行元であるコックス・エンタープライズは、2025年12月31日をもって新聞の紙版発行を終了し、2026年1月から完全なデジタル媒体へと移行すると発表しました。
- 1868年創刊、157年続いた紙版の発行が年内で終了。
- 2026年からはニュースアプリや電子版を中心としたデジタル展開へ。
- 紙版終了により、記者体制・コンテンツ制作などに資源を集中する方針。
今回の発表により、AJCはアメリカ南部を代表する新聞としての長い歴史にひと区切りをつけ、デジタル時代への完全移行に踏み切ることになる。発行人のアンドリュー・モース氏(2023年就任)は、「紙の新聞を印刷してトラックで配達する時代は終わった」とコメントし、読者により迅速かつ効果的に情報を届ける手段としてデジタルの重要性を強調した。
紙版の終了後も、AJCは「ePaper(電子版)」の発行を継続するほか、年内には新たなニュースアプリもリリース予定で、記事、ニュースレター、ポッドキャストなどのコンテンツが提供される見通し。
また、AJCはすでにアテネ、メイコン、サバンナといったジョージア州内の主要都市に新たな拠点を開設しており、地域報道とともに、デジタル購読者の拡大にも力を入れている。これまでの2年間で、デジタル読者は2桁成長を遂げ、特定分野のコンテンツではさらに多くの読者を獲得している。
AJCの親会社であるコックス・エンタープライズCEOのアレックス・テイラー氏は、「この決断はAJCの進化における重要な一歩。新聞を玄関先で手にするノスタルジーはあるが、未来のジャーナリズムを育てていくことが私たちの使命だ」と語った。
- 最終紙面発行日:2025年12月31日
- 移行後の提供形態:電子版(ePaper)、ニュースアプリ、ポッドキャストなど
- 近年、Star-Ledger(ニュージャージー州)やTelegraph Herald(アイオワ州)なども紙版の発行を終了、あるいは縮小
- 一方で、一部の雑誌やニッチ媒体では紙版の復活・強化の動きも見られる
















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