2025年7月9日、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:内田 誠)によって、新型電気自動車「リーフ」の生産計画を見直すとともに、米国におけるEV生産のスケジュールも遅延させることが報じられました。
概要
日産自動車が、年内発売予定の新型「リーフ」に対して当初の生産計画を縮小するとともに、米国ミシシッピ州キャントン工場での2車種のEV生産開始時期を約10ヶ月延期する方針を固めた。背景には、中国のレアアース輸出規制と米国でのEV需要減速があるとのこと。
詳細
- 新型リーフは、日産の業績回復戦略の中核とされていた。
- しかし、レアアース供給の不安定さにより、すでに生産計画の見直しが始まっていると共同通信が報じた。
- 製造予定地である英国サンダーランド工場では、早くも従業員との間で希望退職に関する協議が開始されている。
- また、ミシシッピ州キャントン工場で予定されていた日産ブランドおよびインフィニティブランドの2種類の電動クロスオーバーSUVについても、約10ヶ月の生産延期が社内メモで明らかとなった。
- 新たなスケジュールでは、日産自動車は2028年11月、インフィニティ車は2029年3月の生産開始とされている。
- 延期の理由には、トランプ政権によるEV関連税制優遇の撤廃がある。
- 7月4日にドナルド・トランプ大統領が署名した新法により、EV購入時の7,500ドルの税額控除と中古EV向けの4,000ドルの控除は、9月末で終了する見込みだ。
- これを受け、日産自動車は「市場投入のタイミングを調整し、顧客需要に合致した形で最大限の機会を得るため」と説明している。
- なお、今回の対応は新法との直接的な関連性はないと広報担当者がコメントしている。
- さらに、テネシー州の工場で生産されていたパスファインダー、ムラーノ、そしてミシシッピ州で生産されていたフロンティアの生産も、すでに一時停止されていることが報じられた。
- キャントン工場では現在、アルティマとフロンティアを生産しており、敷地面積は約4.7百万平方フィート、従業員数は約3,700人、これまでの累計投資額は40億ドル超。
- 将来的には3種類のEVがこの拠点で生産される予定とされているとのこと。
















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