2025年4月、日本の自動車メーカー・本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三部 敏宏)の、アメリカ市場向けの車両生産の最大90%を米国内工場に移す可能性があると報じられました。(正式な発表ではない)
概要
ホンダは現在アメリカで販売される車の約70%を現地生産しており、報道によると、これを90%まで引き上げる方針を検討中とのこと。CR-Vやシビック、HR-Vといった人気モデルの生産をカナダやメキシコからアメリカ国内に移す案も浮上しており、必要に応じて三交代制への移行や追加雇用も視野に入れているとのこと。
詳細
- 報道によると、ホンダは日系企業の中でもアメリカ市場への依存度が高く、世界販売の約40%(年間142万台)を占めるという。
- 既にオハイオ州やアラバマ州などで「アコード」「パイロット」「オデッセイ」「リッジライン」などを製造しており、関税リスクの回避には一定の成果をあげている。
- 今後は「CR-V」や「シビック セダン」をカナダから、「HR-V」をメキシコからアメリカへ生産移管する案が検討されている。
- ただし、ホンダ・カナダおよびホンダ・メキシコはこの報道を受けて即座に反応し、「現時点で生産移転の予定はない」と正式に否定した。
- カナダのアリストン工場は現在もフル稼働を維持しており、2024年の販売実績ではホンダ・シビックが乗用車販売1位、CR-Vがハイブリッド車で1位となるなど、堅調な需要を背景に国内供給体制を強化中だという。
- ホンダは「市場環境の変化に柔軟に対応する体制を常に見直している」とし、将来的な変化にも備える考えを示しています。
- ホンダのこうした動きは、他のメーカーと同様、世界的な「リショアリング(国内回帰)」のトレンドにも通じている。
- 例えばヒュンダイは米ジョージア州に新工場を開設し、年間50万台のEVを生産予定。GMや日産も米国内の生産体制を強化する方針を打ち出している。
- また、家電大手のサムスンやLGも製品製造をメキシコからアメリカ南部へ移転検討中で、ウィスコンシン州に生産を戻したジェネラック・パワー・システムズなど、幅広い業界で国内回帰が進んでいるとのこと。














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