2026年9月2日、ホワイトハウスによって、9月を「全国リカバリー月間(National Recovery Month)」と定め、依存症対策における政権の取り組みと回復途上にある米国民への連帯を表明する大統領メッセージを発表するという発表がありました。(大統領メッセージ全文)
- 米国では4,840万人が依存症を抱え、約7万人が過剰摂取で死亡。予防・治療・社会復帰支援を強化。
- 2026年に依存症対策組織を設立し、官民連携と路上生活者の治療・支援サービスへのアクセス改善を推進。
- HALTフェンタニル法を成立させ、麻薬カルテル対策や国境での違法薬物取締りを強化。
「全国リカバリー月間」は1989年に始まった啓発月間で、薬物・アルコール依存症からの回復を遂げた人々を称え、治療や支援の重要性を広く社会に伝えることを目的としている。トランプ大統領は今回のメッセージで、すでに依存症から回復の道を見つけた2,300万人超の米国民と、その回復を支えた人々への敬意を表した。
政権が列挙した主な施策は以下の通りとしている。①2026年1月に設立した「グレート・アメリカン・リカバリー・イニシアティブ」による省庁横断・官民連携の依存症対策、②路上生活者の依存症・メンタルヘルスサービスへのアクセス改善を定めた大統領令「Ending Crime and Disorder on America’s Streets」、③FDAへの慢性疼痛に対する非オピオイド系薬の優先承認指示、④治療・過剰摂取対応・メンタルヘルスケア向け連邦助成金プログラムを強化する「SUPPORT for Patients and Communities Reauthorization Act(SUPPORT再承認法)」への署名。
国境・麻薬対策では、フェンタニル関連物質全種をスケジュールI薬物(最も規制の厳しい区分)に指定する「HALTフェンタニル法」の署名、主要国際麻薬カルテルの外国テロ組織指定、国境封鎖と大規模麻薬押収のための連邦法執行機関・軍への権限・資源付与を実施したとしている。フェンタニルによる過剰摂取死は依然として米国で最大の薬物関連死亡原因であり、政権は流入阻止を最優先課題と位置づけているとのこと。















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