2026年4月、DuPont de Nemours, Inc.(本社:米国デラウェア州、CEO:ロリ・コック)によって、アラミド繊維事業(Kevlar・Nomex)を化学メーカーArclinへ約18億ドルで売却完了したと発表がありました。
- Kevlar・Nomexを含むアラミド繊維事業を約18億ドルで売却 。
- 約12億ドルの現金収入とArclin株式を取得 。
- 事業ポートフォリオ再編の一環として実施 。
DuPontは、防護素材として知られるKevlarおよびNomexを含むアラミド繊維事業の売却を完了。本取引により、同社は約12億ドルの現金(税引前)に加え、3億ドルの約束手形およびArclinの株式(約16%相当)を取得した。
アラミド繊維は、防火服や防護装備、産業用途など高リスク環境で使用される高機能素材であり、世界的に需要のある分野で、対象事業には約1,900人の従業員と5つの製造拠点が含まれている。
今回の売却は、DuPontが進める事業再編戦略の一環であり、ポートフォリオをヘルスケアや水関連分野などに集中させる狙いがある。今後は電子事業のスピンオフも予定されており、より収益性と成長性を重視した構造へ移行する方針とのこと。
一方、買収したArclinにとっては、航空宇宙や電気インフラ、EV、防護分野などへの展開を強化する機会となり、グローバル市場での存在感拡大が期待されている。












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