2025年12月、株式会社クボタ(本社:大阪府大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾 裕一)は、植物工場(PFAL:Plant Factory with Artificial Lighting)の米国展開を目的に、ニューヨーク市ブルックリン区にマーケティング拠点「KUAMO(Kubota Urban Agriculture Marketing Office)」を開設したと発表しました。
- PFAL事業のマーケティング拠点として「KUAMO」を2025年11月に開設。
- 株式会社プランテックス製の密閉型栽培システムを導入し、現地での試験栽培と販路開拓を行う。
- 米国の食料供給課題に対し、持続可能かつ都市型の農業モデルで貢献を目指す。
アメリカでは、西海岸に集中する野菜や果物の生産地と、東海岸に多い消費地の地理的な分断により、物流コストや鮮度の低下、CO₂排出量の増大などが問題となっており、西部地域では気候変動に伴う干ばつ、水資源不足、農業労働力の確保難といった課題も顕在化し、安定的な農産物供給体制の確保が喫緊の課題とされている。
こうした背景のもと、クボタは持分法適用関連会社である株式会社プランテックス(本社:東京都江東区)の開発した密閉型植物栽培システムを活用し、気候に左右されない都市型農業モデル「PFAL」の市場開拓に本格着手。今回開設された「KUAMO」では、実際に野菜の試験栽培を行いながら、アメリカ国内のパートナー候補や顧客との関係構築を進める形となる。
PLANTXの密閉型栽培システムは、従来の植物工場と異なり、独自の環境制御技術により小型の密閉ユニット内で安定した品質・高収量を実現できるのが特長。この技術を活用することで、限られた都市部のスペースでも安定的な通年生産が可能となり、食料供給の新たな形として注目されている。
今後は、クボタとプランテックスが連携しながら、現地での実証・販促活動を通じて、北米市場での植物工場ビジネスを拡大していく方針。















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