2025年7月24日、Paramount Global(CBSNewsの親会社)をSkydance Media(本社:アメリカ・カリフォルニア州、CEO:デヴィッド・エリソン)が80億ドル(約1.3兆円)で買収する件について、アメリカ連邦通信委員会(FCC)が承認したと発表がありました。
- スカイダンスによるCBS親会社の買収をFCCが正式承認。
- 「報道の公正性欠如」を理由に、FCC委員長が「変革の時」と明言。
- DEI(多様性・公平性・包括性)政策の撤廃など、編集方針に大きな転換が見込まれる。
アメリカの三大ネットワークのひとつであるCBSを含むパラマウント・グローバルが、映画制作会社スカイダンス・メディアにより買収されることが正式に承認された。買収額は80億ドルで、パラマウント・ピクチャーズ、ニコロデオン、CBSなどの主要ブランドが対象となる。
FCCのブレンダン・カー委員長は「米国民はもはや、従来の大手ニュースメディアを信頼していない。今こそ変革のときだ」と述べ、スカイダンスによる報道内容の見直しを歓迎した。特にCBSニュースの編集方針については、今後2年間、独立したオンブズマンの設置を義務付け、政治的・思想的多様性の確保が約束されたという。
また、スカイダンスはFCCとの交渉の中で「DEI(多様性、公平性、包括性)施策の実施を行わない」との譲歩を表明。FCCのカー委員長はこれを「差別的なDEI慣行の排除に向けた前進」と評価した。
一方、唯一の民主党系委員であるアナ・ゴメス委員は反対票を投じ、「報道の自由を侵害する危険な前例」として強く反発した。
スカイダンスはトランプ大統領との関係が深いとされるオラクル創業者ラリー・エリソン氏の息子、デヴィッド・エリソン氏が率いるメディア企業。今回の買収承認は、同社が数年越しで進めていたパラマウント買収戦略の集大成となる。
CBSではすでに「60ミニッツ」編集責任者の退任や、CEOの交代、「レイトショー(コルベア司会)」の打ち切りなど、編集方針の変化が見え始めていた。今後はより「アメリカ的な物語」と「偏りのない報道」を掲げた新体制への移行が進むとみられている。
この買収による影響は、CBSニュースのみならず、米メディア全体の方向性にも大きな波紋を広げそうですよね。今後の動向にも要注目ですね!






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