2025年7月、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、代表取締役:内田 誠)によって、台湾の電子機器受託製造大手「鴻海精密工業(ホンハイ、ブランド名:フォックスコン)」との間で、電気自動車(EV)分野における提携を検討していることが明らかになりました。
概要
神奈川県横須賀市にある日産の追浜工場を、フォックスコンのEV生産拠点として活用する案が検討されているそうです。実現すれば、工場の閉鎖を回避し、地域の雇用維持や部品供給網の継続にもつながると期待されています。
詳細
- 追浜工場は約3,900人が勤務し、年間24万台の生産能力を持つ国内中核工場。
- EVの生産実績もあり、閉鎖対象の一つとされてきたが、フォックスコンのEV委託生産拠点とすることで存続の可能性が出てきた。
- 日産は2025年5月、世界の生産拠点を17か所から10か所に集約する計画を発表。
- 日本国内では追浜工場や、系列会社である日産車体の湘南工場(神奈川県平塚市)が閉鎖候補に挙げられている。
- ホンハイ側は、EV事業において日本の自動車メーカーとの協業に強い関心を示しており、今年4月にはシナジーを見込んだ提携を模索する姿勢を表明していた。
- フォックスコンは、アップルのiPhone組立を手がけることで知られ、日本のシャープも傘下に収めている企業。
- 近年では自動車メーカーからEVの設計・生産を受託する事業を強化しており、三菱自動車との提携で2026年後半から豪州などでのEV販売も予定している。
- 今回の提携が実現すれば、日産としては工場稼働率の向上、従業員の雇用維持、さらには地域経済への負の影響回避といった複数の課題を一挙に解決できる可能性があると見られている。








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