2026年9月10日、Whole Foods Market(CEO:ジェイソン・ビュエル)によって、米国の従業員10万人超に向けた2億3000万ドル超の賃上げ・福利厚生の拡充が発表されました。(Amazonブログ|HR Dive)
- 2027年1月1日から、米国の従業員はAmazonの福利厚生を使え、フルタイムの給付価値は75%超増えるという。
- 9月28日に時給従業員の賃上げを実施し、昇給は評価制から、勤続に応じて毎年上がる制度に改める。
- 店舗従業員の平均時給は21ドル超、福利厚生を含む総報酬は29ドル超になるとしている。
米Amazon傘下のWhole Foods Marketは9月10日、米国の従業員10万人超に向け、今後1年で2億3000万ドル超を投じ、賃上げと福利厚生の拡充を行うと発表した。Amazonの世界食料品店部門のVPで、Whole Foods MarketのCEOを務めるジェイソン・ビュエル氏(Jason Buechel)が、公式ブログで明らかにした。2027年1月1日から、米国の従業員はAmazonの福利厚生を利用でき、2027年後半には、大学や技能研修、資格の学費を前払いする教育制度「Career Choice」も使えるようになる。
フルタイム従業員向けの医療保険は、週5ドルからの選択肢があり、かかりつけ医や行動医療は5ドルの自己負担で受けられる。オンライン診療を含むOne Medicalの会員資格も、追加費用なしで付く。不妊治療や専門医療など、現行のWhole Foods Marketの保険にない給付も含まれ、同社は、フルタイム従業員が使える福利厚生の総額が75%超増えると説明している。会社負担の短期・長期の就労不能保険が自動的に付き、有給の育児休暇は、出産する親が最大20週、配偶者や養親が最大6週になる。また、時給従業員全員に、Amazon Prime(年139ドル相当)の無料会員資格と、Amazon Pharmacyでの低価格の処方薬も提供する。さらに、週20時間以上働くパートタイム従業員約2万人には、歯科・視力保険と基本生命保険が無料で付く。
賃金面では、9月28日から、時給の店舗従業員全員の報酬が上がる。昇給は、従来の評価(パフォーマンスレビュー)に基づく方式から、勤続に応じて毎年決まった額が上がる方式に改める。店舗従業員の平均時給は21ドル超、福利厚生の価値を含む総報酬は29ドル超になるとしている。29ドルは、従業員が選んだ福利厚生の価値を含む金額だ。
HR Diveによると、Amazonは2025年6月に世界食料品店部門の体制を見直してWhole Foodsの経営陣を加え、その数カ月後には、Whole Foodsの本社従業員をAmazon本社と同じ福利厚生・報酬体系に移す期限を2026年12月と定めていた。今回の措置は、こうした統合の流れの一環とされる。Whole Foodsは、2025年に店舗従業員1万2700人超を昇進させ、今後数年で数千の管理職ポストを新設する計画も示した。













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