2026年3月、OpenAIとOracleによって、テキサス州アビリーン(Abilene)にあるAIデータセンター「Stargate」拠点の拡張計画を中止したと報じられました。計画されていた追加の計算能力は、他のデータセンター拠点で確保される予定だそうです。
- OpenAIとOracleがテキサス州アビリーンのStargateデータセンター拡張計画を中止した。
- 資金調達の問題やOpenAIの需要予測の変化が背景とされる。
- 追加容量は他州のデータセンター拠点で整備される見込みである。
今回中止されたのは、AIインフラ計画「Stargate」の中核拠点とされるテキサス州アビリーンのデータセンター拡張計画。StargateはOpenAI、Oracle、ソフトバンクグループなどが関与する大規模AIインフラ構想で、最大5,000億ドル規模、10ギガワット級の電力容量を目指すプロジェクトとして、2025年1月にドナルド・トランプ大統領によって発表された。
アビリーンの施設は現在8棟のデータセンターで構成される計画で、すでに2棟が稼働しており、最終的には約1.2GWの容量となる予定だった。さらに将来的には2GW規模まで拡張する計画が検討されていたが、この追加拡張が今回取りやめとなった。
背景には、資金調達の難しさやOpenAI側の計算需要の変化があるとされる。また、冬の悪天候による液体冷却装置のトラブルで数日間の障害が発生し、開発企業Crusoeとの関係にも影響が出たとも報じられている。
一方でStargate計画自体が停止したわけではなく、OpenAIとOracleは合計4.5GWのデータセンター容量開発を引き続き進めている。すでに複数州で6か所以上のデータセンター開発が進んでおり、ウィスコンシン州でも新たな拠点の建設が始まったという。
また、今回の拡張中止によって空いたアビリーンのデータセンター容量については、Metaが賃借する可能性が浮上している。AI半導体大手Nvidiaが仲介に入り、Metaと開発会社Crusoeの間で協議が進んでいると報じられている。
















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