2025年12月、T.RAD株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:※要確認)によって、アメリカ・テネシー州クラークスビル市に新たな製造拠点を設立するとの発表がありました。
この計画により、約928名の新規雇用と、9,020万ドル(約130億円)の投資が行われる予定です。
- T.RADがアメリカ・テネシー州に初の拠点を開設し、928名の雇用を創出する計画を発表。
- 投資額は約9,020万ドルにのぼり、クラークスビル市の産業団地に新工場を建設予定。
- 拠点整備により、北米での生産体制強化と供給能力の向上を図る。
熱交換器メーカーとして世界的に事業を展開するT.RAD株式会社の北米子会社「T.RAD North America, Inc.」(本社:ケンタッキー州ホプキンスビル)は、テネシー州クラークスビル市に新工場を建設する計画を明らかにした。
建設予定地は、テネシー州が認定する「Select Tennessee Certified Site」に位置する「Clarksville-Montgomery County Corporate Business Park South」。この新拠点には、約9,020万ドルの投資が行われ、928名の新規雇用が見込まれている。
T.RAD North America社のタロー・ミラー社長は、「今回の新拠点設立は、当社の北米事業における成長戦略の一環であり、供給力と製造能力の向上を通じて顧客ニーズに迅速かつ柔軟に対応する」と述べている。
同社は、1988年に米国で設立された後、日本のT.RADと米企業との合弁で展開を開始。現在は農業機械や建設機械など向けの熱交換器において、高い技術力と信頼性を誇るグローバルメーカーとして知られている。
今回の工場建設は、地元クラークスビル市やモンゴメリー郡、そしてテネシー州全体の雇用創出や経済活性化に大きく寄与すると見られており、各州関係者や議員からも歓迎のコメントが寄せられている。
特に、元軍人や地元住民への雇用機会の提供、さらには州全体の先進製造業の強化につながると期待されている。
追加情報
- 米国新拠点:Clarksville-Montgomery County Corporate Business Park South(テネシー州)
- 投資額:9,020万ドル(約130億円)
- 新規雇用:928名
- 主な事業内容:熱交換器の製造(農業機械・建設機械向けなど)
- 米国拠点本社:T.RAD North America Inc.(ケンタッキー州ホプキンスビル)















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