2025年11月、R2S(Raytheon-Rafael Protection Systems)によって、アメリカ・アーカンソー州イーストカムデンに新たなミサイル製造工場を開設したと発表がありました。同社はこの施設で、イスラエルの防空システム「アイアンドーム」向け迎撃ミサイル「Tamir(タミル)」およびその米国版「SkyHunter(スカイハンター)」の量産を開始します。
- イスラエルへの12億5,000万ドル規模の商業契約が締結された。
- アーカンソー州に新設された工場では、TamirおよびSkyHunterミサイルを製造。
- 新工場には6,300万ドルが投資され、60名の雇用が創出された。
R2S(RaytheonとRafaelの合弁会社)は、イスラエル国防省傘下のミサイル防衛機構(IMDO)との直接商業契約を通じて、12億5,000万ドル相当のTamirミサイルとその関連機材を供給することとなった。この契約は、同社にとって初の生産契約であり、アメリカ国内での製造体制強化の象徴とされている。
同時に発表されたのが、アーカンソー州イーストカムデンに完成した新工場の稼働開始。この工場は、当初3,300万ドルの投資が計画されていたものの、最終的には約6,300万ドルが投じられ、稼働時点で60名の新規雇用を生み出す施設に成長した。R2Sのジョナサン・ケイシーCEOは「米国内でTamirおよびSkyHunterミサイルを一貫生産できる初の施設となる」と述べている。
この取り組みは、アメリカ海兵隊の中距離迎撃能力(MRIC)計画に対応したSkyHunterの生産も兼ね、同盟国イスラエルと米軍の防空能力強化に直結するものとのこと。
追加情報
- 新工場所在地:アメリカ合衆国アーカンソー州イーストカムデン(カムデン・ハイランド工業団地)
- 総投資額:約6,300万ドル
- 創出雇用:新規60名(当初見込み30名から倍増)
- 主な製造内容:Tamirミサイル(イスラエル向け)、SkyHunterミサイル(米国向け)
- 完成・稼働開始:2025年11月
- 関連企業:Aerojet Rocketdyne、Lockheed Martinなど同地域に複数拠点あり
アーカンソー州のサラ・サンダース知事は、「パリ航空ショーでの交渉から始まり、現地の力強い労働力や支援体制が、この戦略的な投資を呼び込んだ」と語った。さらに州経済開発委員会のクリント・オニール氏は、「この開所は地域と企業、そして国際防衛協力の成功の象徴だ」と述べ、今後の発展に期待を寄せている。














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