2025年10月10日、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領によって、10月11日を「カジミエシュ・プラスキ記念日(General Pulaski Memorial Day)」とする大統領宣言が発表されました。アメリカの独立と自由のために戦ったポーランド出身の英雄、プラスキ将軍の功績を称える日として、国民に追悼と感謝の意を促しています。
- カジミエシュ・プラスキ将軍は、アメリカ独立戦争で活躍したポーランド出身の騎兵指揮官。
- ワシントン将軍の命を救い、アメリカ騎兵隊の基盤を築いた。
- 1779年のサバンナの戦いで戦死し、アメリカとポーランドの絆の象徴となった。
プラスキ将軍は1777年、アメリカ独立を支援するためポーランドから渡米。すでに祖国でロシア帝国と戦っていた経験を持ち、自由の尊さとそのために必要な犠牲を知る人物だった。アメリカ到着後は、独立運動の支援者であったベンジャミン・フランクリンの推薦によりワシントン将軍に手紙を書き、「私は自由が守られているこの地に来ました。そのために生き、あるいは死ぬ覚悟です」と述べて協力を申し出た。
その言葉どおり、プラスキは私財を投じて兵を訓練し、初陣となったブランディワインの戦いでは大胆な騎兵突撃でワシントン将軍の命を救ったとされる。この行動が評価され、のちに准将に任命され、アメリカ騎兵隊の父と称されるようになった。
1779年10月、ジョージア州サバンナで行われた英軍との激戦では、自ら先頭に立って突撃。戦闘中に重傷を負い、約束通り自由のために命を落とした。
この勇敢な行動は、ポーランドとアメリカの長きにわたる友好関係の礎となり、第二次世界大戦や冷戦期にも両国は共に自由と民主主義を守る立場に立ち続けた。今日も多くのポーランド系アメリカ人が、プラスキ将軍の精神を受け継いでいるとされる。
アメリカ建国250周年を控える中、トランプ大統領は「自由は決して当たり前のものではなく、闘いによってのみ守られる」と述べ、プラスキ将軍のような歴史的な人物への感謝と誇りを次世代に引き継ぐべきと強調した。














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